本文へスキップ
切子工房 箴光は、伝統的な江戸切子の技術を継承した独立切子士が製作する切子の工房です。
切子工房 箴光
フェアトレード産のコーヒー
フェアトレード産のコーヒー
切子工房 箴光
>
独立切子士の好奇心備忘録
>フェアトレード産のコーヒー
フェアトレード産という言葉をご存じでしょうか?
意味はそのままで「公平に取引された物」という意味です。
私はこのワードを35歳にしてドキュメンタリー番組を見て初めて知りましたが、自分の世間の知らなさを恥ずかしく思いました。
このフェアトレード産という言葉が登場するのは先進国と発展途上国とでの商取引が発生する場合に登場します。
つまり、先進国のバイヤーの人が何も知らない発展途上国の人から安く買い叩いて利益を搾取しているというものです。
コーヒー、バナナ、カカオなどがそうです。
とりわけ私が見たのはコーヒーのドキュメンタリー番組でした。
南米の現地のコーヒー農家はコーヒー豆を1キロ10円で出荷しています。
先進国のバイヤーの人から値段を言われるがまま納めるそうで、交渉の余地は無いと農家の人は言っていました。
コーヒー農家は貧困に苦しんでおり、コーヒーを生産している村全体が外部からの援助を受けないと崩壊してしまう事態のところも出ています。
そしてそのコーヒーが先進国でいくらで売られているかも知っていませんでした。
そのコーヒー豆は先進国のスターバックスで1杯300円、1キロで80杯作れるので24000円で販売されています。
コーヒー農家は24000円のうち、10円しか受け取っていません。
その国の制度らしいのですが、国が割り当てた土地は責任を持って農家が管理し、収穫しないといけないらしいので、コーヒーの生産を辞めることができず、土地に縛り付けられていると農家が言っていました。
コーヒーの木が育つのは4年かかり、4年後にやっと収穫に入れるそうです。
コーヒーが育つ環境では他にはチャットという植物しか育たないので、コーヒーかチャットのどちらかを育てるかという2択に迫られているそうです。
ちなみにチャットは幻覚作用のある植物で麻薬の原料になっています。
コーヒーよりも何十倍も高く取引されるので、コーヒー農家はコーヒーからチャットを育てるようになっていきます。
農家の人は「まっとうな作物はこの土地では育たない。コーヒーを育ててみんな餓死するくらいならうしろめたいとわかっていても私はチャットを育てるよ」と言っていました。
村を訪れる人には「このチャットを使うと気持ちよくなって頭がすっきりするよ」と村人が笑顔で勧めてきます。
コーヒー豆の流れは
南米のコーヒー農家
↓
先進国のバイヤー
↓
先進国の焙煎業者
↓
スターバックスなどの有名なカフェ
となっています。
エンドユーザーがコーヒーを飲むまでに6回の仲介が入るそうです。
コーヒーの生の豆は、豆を焙煎する業者が購入し、焙煎してからカフェなどが購入します。
本当なら差額はバイヤーを通じて農家に還元されるはずですが、バイヤーが搾取を行っており、この問題が発生しています。
これは以前に雑記の方で書いた世界の食料危機問題の記事の、先進国の人が発展途上国の人の土地を騙しとって占拠し、家畜のエサを生産している問題に似ている気がします。
この問題を解決するには
・バイヤーが利益をちゃんと農家に還元する→フェアトレード産
・仲介を通さずに、農家が直接焙煎業者と取引できるシステム作り
が必要ということを番組内で言っていました。
アメリカのスーパーマーケットで「フェアトレード産のコーヒー豆は売っていますか?」という問いかけで店員の方が対応していたので、アメリカではわりと一般的な言葉なのでしょうか?
日本のスーパーで「フェアトレード産ですか?」なんて言っても間違いなく通じないと思いますが、コーヒー専門店などではもうすでに常識として通じる言葉になっているのでしょうか。
非常に興味が湧いてきましたので、今度専門的なコーヒーショップに出くわすことがあれば聞いてみたいと思います。
今後はスターバックスやドトールに行くな!と言われるとそれは難しいですが、そういう問題が地球という名の宇宙船のどこかで起きている問題ということは把握しておきたいと思います。
把握しているだけで今後の人生で間違いなくなにかの行動基準に関わってくると思うので、こういう知識を知っておくことは非常に重要なことです。
コーヒーは地球で1日20億杯消費されるそうで、世界で1位か2位か忘れましたが、とても大きな一次産業だそうです。
世界の人達の生活を考えて密接に関わり合いながら、商業的な取引を行う仕事に憧れを感じました。
日本の子供達にも公務員やyoutuberだけでなく、こういう素晴らしい仕事も世の中には存在するんだよ、ということを大人が示していかないといけないのかなと思います。
それでは!
「
独立切子士の好奇心備忘録
」に戻る。
このページの先頭へ
ナビゲーション
切子工房 箴光(しんこう)
迷わない!安心購入ガイド!
製品一覧、購入後レビュー
用途別おすすめ特集ページ
ロックグラス
天開ロックグラス
タンブラー、ビアグラス、コップ
グランデタンブラー
ワイングラス
フルートシャンパングラス
ショットグラス
おちょこ、ぐい呑み
徳利(とっくり)
ペーパーウェイト、文鎮
1点物、数点物作品
切子とは?魅力・素材の秘密
解決!江戸切子と薩摩切子の違い
職人が解説!切子の色
職人が解説!切子の作り方
実例!切子の取り扱い方、使い方
代表的!文様、模様の種類と意味
職人が解説!切子の目利き方法
工房概要
独立切子士 斉藤光の紹介
独立切子士の好奇心備忘録
職人育成と募集
お問い合わせ
バナースペース
【
初めての方へ
】
迷わない!安心購入ガイド!
発送、梱包、のし紙、送料、支払方法、購入手順マニュアル
【特集ページ】
還暦祝い・退職祝いの贈り物
人生の節目に、心からの感謝を伝える特別な贈り物。
ペアグラス・結婚祝い・内祝いの贈り物
夫婦の絆を結ぶ、美しいグラスの贈り物。
高級切子グラス・高価な作品
日常を特別にする高価な切子の魅力とは。
お問い合わせのご返信について
・基本的には土日祝日をのぞく、8:00~17:00の時間にてご返信させて頂きます。
お客様にご心配をおかけする事項だと判断した場合は、上記時間帯以外でも取り急ぎ早急にご返信する場合もございます。
shop info
店舗情報