・菊繋ぎ(きくつなぎ) ・菊籠目(きくかごめ) ・矢来(やらい) ・七宝(しっぽう) ・六角籠目(ろっかくかごめ) ・八角籠目(はっかくかごめ) ・市松(いちまつ) ・麻の葉(あさのは) ・亀甲(きっこう) |
当工房の150作以上のデザインも色んな文様を選択してカットしておりますので、参考がてらにのちほど見学していってみてください。 きっと見るだけでお楽しみ頂けると思います。 製品一覧 |
菊繋ぎの意味菊の形はその形から太陽になぞられることもある好気的なものです。 昔から長寿、健康、無病息災、邪気払いの効果の意味を込めて使用されている縁起の良い文様です。 高貴、高潔、高尚の意味もあり、品格を表す文様でもあります。 |
菊繋ぎの歴史菊の文様は元々は天皇が代々好んで使用していた文様でした。 16枚の葉を持っているのが特徴です。 その名残で江戸切子に用いられる伝統的な文様の菊繋ぎは16枚の葉を持っています。 菊文様は天皇だけが使用できる文様でしたが、江戸時代に幕府により庶民でも使用が許可されて、広く浸透しています。 菊繋ぎのカットは技術的にかなり高難易度のものです。 参考文献はありませんが昭和の初期にはこのようなカットは見られないことも考えれば、昭和の中期頃に出来たカット技術だと推定しています。 |
菊繋ぎの構造八角形の16等分にされた小さな菊の形が連なる文様です。 補助線を書きました。下の八角形が菊の形で、それが無数に連なっているのがご確認頂けると思います。 八角形全体を16等分にしています。 |
菊繋ぎの登場頻度江戸切子と言えばこの文様というくらいメジャーな文様です。 この文様を用いた江戸切子が非常に多く世の中に出ています。 次に紹介する菊籠目(きくかごめ)含めて、菊繋ぎのバリュエーションもいくらか存在していますが、基本の型はこの菊繋ぎです。 見栄えが美しくメジャーな文様である一方、10人いたら8人は菊繋ぎをメインにしたデザインをやると思いますのでオリジナリティは著しく薄くなる傾向があります。 工芸展入選作品にも必ずと言っていいほど、この菊繋ぎの文様がカットしてあります。 言葉と同じで、同じ物が乱立すると、それ自体の価値を著しく下げていきます。 例えば日本で最も使われているであろう言葉の「やばい」「マジ」「うまい」などの単語はほとんど価値を持っておらず、相手の心に一切響きません。 |
職人的な話菊繋ぎは他の文様の様々なカットの要素が備わっています。 菊繋ぎを削ることができれば、他のカットも全てできると言われています。 非常に難しいこの文様は経験を積んできた江戸切子職人でないときれいにカットすることができないので、その証明でもあります。 当工房では特殊なカット技法を用いて写真のように菊繋ぎがかなりの光沢を放つように細工をしている作品もございます。 世の中ではかなり細い線を入れるタイプの菊繋ぎがわりと主流だと思います。 しかし、細い線を入れるカットの菊繋ぎは難易度が低めで高度な技術力を必要としません。 当工房の光沢を放つ細工をしている菊繋ぎの方が遥かに難易度は高いので、当工房の菊繋ぎは独自性が強めです。 |
お値段的な話伝統的な文様の中でも物理的に最もカット回数が多くなり、値段が最も高くなる傾向があります。 この文様が入っていたら工数のかかっているグレードの高い作品という認識で間違いありません。 例えば、伝統的な「矢来」というカットに比べたら、純粋にカット回数は6倍にも及びます。 個人的には工数が多くかかることで、値段が高くなるのはユーザーにとってデメリットの方が大きい可能性があると感じており、積極的にはこの文様をカットしない方針です。 |
菊籠目の意味菊繋ぎと同様に菊の形のデザインです。 菊の形はその形から太陽になぞられることもある好気的なものです。 昔から長寿や無病息災、邪気払いの効果の意味を込めて使用されている縁起の良い文様です。 高貴、高潔、高尚の意味もあり、品格を表す文様でもあります。 |
菊籠目の歴史参考文献はありませんが昭和初期にはこのカットは見られないことを考えると、昭和の後期の頃から発達してきたカット技術だと推測しています。 比較的新しいカット技術かと思います。 |
菊籠目の構造基本構造は菊繋ぎと全く同じですが、カット数を減らすと菊繋ぎから菊籠目になります。 バリュエーションの1つですが、江戸切子での使用頻度が非常に高いので紹介することとしました。 菊繋ぎと違い、全体は16等分から12等分になっています。 またそれにより、天皇の使用していた16枚の葉の菊の文様という伝統的な部分という側面が失われています。 |
菊籠目の登場頻度これも菊繋ぎと同じく江戸切子のデザインで非常に多いです。 デザイン的に美しい一方で、菊籠目を全体に削るような作品はオリジナリティが薄くなる傾向があります。 工芸展入選作品のデザインにも良く見られます。 ただし、菊繋ぎよりも難易度が高いので、こちらの文様を選択している職人の方が技術力があるというのがひと目でわかります。 |
職人的な話菊繋ぎの派生の文様でカットの本数が減りますが、真ん中の色が残る八角を残すのが難しくカットの難易度は伝統的な文様の中でもかなり高めです。 色の残り具合とカットの塩梅が良く、私も好んでデザインに使用する場合が多く、当工房のグレードの高い作品にも多く使用されております。 私の師匠は菊繋ぎをとにかく練習させていました。 独立してから他の工房の人と技術的な対談をする機会もあり、お相手の方は菊籠目をとにかく練習させる師匠だったそうです。 練習させる文様によって流派みたいなものを感じました。 |
お値段的な話菊繋ぎに比べてカット回数は少なく工数が物理的に下がりますが、中心の八角形をきれいに出すために菊繋ぎよりもかなり慎重に削ります。 それによって、工数的には菊繋ぎと同等くらいになるイメージです。 こちらもかなりグレードの高い作品にしか用いられていない文様という認識です。 菊繋ぎは出来ても菊籠目は出来ない人はとてもたくさんいます。 色の残り方の塩梅もこちらの方が良いので、職人の腕を見せるなら私はこちらの文様を選択する傾向があります。 |
矢来の意味悪いものから守ってくれるという魔除けや厄除けの意味があります。 矢来と同じく、六角籠目や八角籠目も籠(かご)の編み目で悪い物を取り除いてくれるというような意味合いがあるので類似した意味があります。 下の歴史の部分と連動している話です。 |
矢来の歴史矢来とは、町屋の竹の防護作をイメージされてカットされ始めたのが由来です。 江戸時代から続くとても伝統的な文様です。 まさにこの写真のイメージです。 |
矢来の構造間隔をあけながら斜めの線をいれるデザインです。 カットした線同士によって、ひし形の色が残ります。 斜め45°にカットを入れるのが綺麗で一般的ですが、デザイン性を考えて縦長にしたり横長にしたりして調整する場合もあります。 下の写真はポイントごとに線をもう一ついれた二重矢来(にじゅうやらい)というデザインです。 基本の矢来から派生したデザインです。 さらに分割して、合計四本の矢来を入れる「四つ矢来(よつやらい)」という当工房のオリジナルデザインもあります。 色々な派生のデザインはありますが、基本ベースは一番上の矢来の写真という認識で良いかと思います。 |
矢来の登場頻度江戸切子のデザインでもよく使用されるとても代表的な文様です。 カット数が菊繋ぎ等に比べると比較的少なく、リーズナブルな作品に矢来は用いられることが多く、目にする機会もかなり多いかと思います。 伝統的で、かつデザイン性としても非常に優れておりますので、江戸切子を初めて購入される方におすすめのデザインです。 |
職人的な話矢来単体でデザインを考えたりもできますし、他の文様と組み合わせて他の文様を引き立てる効果もある優れた文様です。 矢来の中に玉(ぎょく)を入れる玉矢来(ぎょくやらい)というデザインも作っております。 このように発想力次第で四つ矢来や玉矢来のようにデザインのバリエーションを増やす余地が残っているのが矢来の良いところかと私は考えています。 |
お値段的な話菊繋ぎの項目でも話しましたが、最もグレードの高い菊繋ぎのカットに比べたら矢来のカットは6分の1回でカットが済みます。 工数的にもかなり安価に作れる上に、色のグラデーションもグレードの高いカットよりも秀でているので、かなり優秀な文様です。 職人と呼ばれる人は切子業界だけでなく、常に技能を上げがちで、ユーザーが欲している値段のものと乖離していく傾向があります。 そこらへんの内容も包括した商業的、ビジネス的にもかなり成立しているプロの目から見ても素晴らしい伝統的な文様です。 |
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七宝の意味円形が無限に繋がっていく様子から、人のご縁がずっと続いていくようにという意味があります。 円満で人と人との和(輪)の大切さを喜び、祝う意味合いが込められている縁起の良い柄です。 またあらゆる宝物が手元にある状態、つまり財産があり、繁栄している状態、裕福になるようにという意味合いも込められています。 |
七宝の歴史起源を辿ると仏教と共に中国の方から伝わってきたという説があります。 修業時代に七宝の意味を教えてくださった会長の言葉に基づき、私はこの説を信じております。 仏教で述べられている ・金 ・銀 ・水晶 ・瑠璃(るり) ・瑪瑙(めのう) ・珊瑚(さんご) ・しゃこ の七つの宝を表現しています。 |
七宝の構造葉っぱ状のものが先端同士くっついているような文様です。 図で書くと以下のようになっております。 江戸切子では七宝の中に星の形を入れたりするパターンがかなり多いかと思います。 星を入れているパターン。 しかし七宝と言えば、基本形は葉っぱ状のものだけです。 「玉七宝(ぎょくしっぽう)」という七宝の中心に玉(ぎょく)を入れるデザインを私は作っています。 矢来同様にデザインを付け加える余地が残っており、発想力次第でバリュエーションを作れる部分があります。 |
七宝の登場頻度カットする機材が少しだけ特殊な物を使いますので、もしかしたら目にする頻度は少なめかもしれません。 矢来や菊繋ぎほど目にする機会は無いかと思います。 個人でやっている切子作家は限られた機材で作品を作っているので、七宝を削る機材を持っておらず、そういう作品は作っていない人も多いかと思います。 |
職人的な話縁起が良いので、良い意味をグラスに持たせたい場合など七宝の文様ありきで、デザインを考え始める場合もあります。 意味合いやデザイン性含めて個人的に好きなデザインで、当工房のロゴのベースにもなっています。 |
お値段的な話七宝のサイズ感や七宝の中心に何かを削るかにもよりますが、基本ベースは工数はそこまで多くかかりません。 こちらも色残り部分とカット部分の色のグラデーションの塩梅が良く、文様の意味も良く、形も面白くて非常に優れた伝統的な文様です。 ユーザーに現実的なお値段でお届けできる要素の1つになる文様です。 当工房でも通常作品帯の最安値らへんに七宝の作品があります。 |
六角籠目の意味魔よけや厄除けの意味で使われており、悪いものを追い払うという縁起の良い意味合いが込められた文様です。 また精神力を高めることやエネルギーの増幅、自然の力を取り込むといった力の増幅の意味合いが込められているパワースポット的な意味合いの文様です。 菊繋ぎが無病息災、七宝が人のご縁。 それらに比べると六角籠目も大きく意味合いが違った文様となっております。 |
六角籠目の歴史竹籠の編み方で六角に編んだものを模して作られた文様です。 ゆえに六角「籠目(かごめ)」という文様の名前になっております。 またその竹籠の編み目の歴史を辿ると「六芒星(ろくぼうせい)」を表現していることがわかります。 平安時代の歴史上の人物、安倍晴明(あべのせいめい)などの陰陽師が魔除けの印、力の増幅の印として使用していたことでも有名です。 安倍晴明が使用していた紋として「晴明紋(せいめいもん)」と呼ばれることもあります。 江戸時代を越えて、遥か昔から用いられている伝統的な文様です。 |
六角籠目の構造カットした線同士が正六角形を連ねて表現している文様です。 |
六角籠目の登場頻度カット難易度や構造の難しさ等から、一般的にこの文様をデザインに選ぶ職人が少なく、目にする機会もかなり少ないかと思います。 当工房では六角籠目も製作しており、デザインの選択肢も多いです。 |
職人的な話カットの線の太さがほんの少しでも変わると六角がきれいに出ません。 伝統的な文様のカットの中でもなかなかの難易度を誇り、六角籠目の文様の江戸切子はあまり見られない傾向にあります。 デザイン段階で緻密に寸法を計算して理詰めで構築していかないと綺麗な六角形は出てきません。 正六角形が綺麗に出ているかどうかでその工房が良い仕事をしているかどうかの判断基準にもなると思いますので覚えておくと良いかもしれません。 |
お値段的な話デザイン設計段階でかなり時間を要しますが、一度デザインしてしまえば、そこまで多く工数がかかるものではなく、中くらいの工数という感じです。 きれいな六角形を出すのが難易度が高めなので、矢来、七宝、麻の葉などに比べると値段が高くなるかと思います。 緻密な寸法を出すためにデザインに時間がかかるので、私も現状多くの製品は作っておりませんが、きれいな六角形は技術力の証明でもあるので覚えておくと面白いかもしれません。 |
八角籠目の意味古来から日本では八を幸運の数字としています。 物事がうまく全方位に広がっていく八角形の様子を幸運の形としており、縁起の良い文様です。 また、六角籠目同様に、籠の編み目で悪い物を取り除くという魔除けや厄除けの意味が込められた文様です。 竹かごの編み方は非常にたくさんあり、八角籠目もそのバリュエーションの1つです。 |
八角籠目の歴史仏教において八角形のお堂が作られる場合も多く、上記の意味合いを込めて昔からよく用いられている日本の伝統的な文様です。 |
八角籠目の構造カットした線同士が八角形を表している文様です。 写真では斜めに八角形が並んでいますが、縦横に八角形が並ぶ「日本籠目または縦籠目」と呼ばれるバリュエーションのカットも存在します。 伝統的な八角籠目の基本形は上の斜めに並ぶ文様です。 |
八角籠目の登場頻度他の工房でも八角籠目を用いたデザインは非常に多く、安定した美しさがある一方で、八角籠目を主軸にしたデザインはオリジナリティが薄くなる傾向があります。 当工房ではオリジナリティを抑えて、伝統的なデザインに寄せる目的で八角籠目を主軸にしたデザインも意図的に製作しております。 工芸展に入選しているデザインは、この八角籠目が用いられているパターンが多いように感じます。 細かい八角籠目は高い技術力が必要で、作品のグレードが高く、値段も高くなる傾向があります。 |
職人的な話当工房の八角籠目は意図的にかなり細かく削っております。 一般的に世の中に出ている八角籠目のサイズの0.5倍くらいのサイズくらいかと思います。 最高峰の切子では、一般的なサイズの0.25倍の八角籠目を削っております。 サイズが小さいと難易度が劇的にあがりますが、美しさもそれに比例するように増しますので、それを他の工房との差別化にしております。 色残りとカットの塩梅が非常に良く、150作品以上作ってきた私の中で切子の美しさの要件を最も引き出せる文様として認識しています。 現在の私がグレードの高い作品を作る時のトレンドになっています。 |
お値段的な話非常にきれいなカットで細かくて高い技術力が必要ですが、最もカット数の多い菊繋ぎに比べたらカット数は減りますので、準最上位モデルと言った具合の金額になってくるかと思います。 八角籠目のサイズをかなり極限まで小さくカットしてグレードを上げた作品も製作しましたが、それは1点物のような工数になっておりますので、サイズ感によっても値段はかなり上下するかと思います。 「幻の八角籠目」 59,400円(税込) ちなみに上の作品をブランド料の乗った江戸切子で買うとなると9万~10万円くらいは当然すると思います。 |
市松の意味四角が交互に無限に広がっていく様子から子孫繁栄という意味合いが込められた文様です。 |
市松の歴史江戸時代中期に歌舞伎俳優 佐野川 市松という方がこの文様の袴(はかま)を着たことが名前の由来です。 構造が菊繋ぎほど複雑ではなく、大正時代の現存している切子にも市松の文様を見ることができます。 |
市松の構造市松は、色違いの四角形が互い違いに配置されている文様のことを言います。 英語で言うとチェッカー柄にあたります。 切子では色残りと削って透明にする部分を交互に配置することで市松の形状を作っております。 |
市松の登場頻度工房ごとに市松の表現方法が違ったりしますが、わりと一般的な文様で江戸切子と言ったら市松の文様を見る機会もそこそこあるかと思います。 当工房では市松の透かし部分をくぼませておりますが、修行していた工房では平らに削るという方法で市松を表現しておりました。 |
職人的な話切子での市松の表現方法は色々あるので、その表現の違い、デザインの違いを楽しむことができるデザインとも言えます。 当工房では透明部分を平らに削るのではなく、少し丸みを持たせて窪ませることで持った時の指にフィットする形として、窪み(くぼみ)市松という型もございます。 |
麻の葉の意味麻は成長の早い植物のため、そこから転じてすくすくと子供が健康に育ってほしいという願いを込められた文様です。 そこから健康、健やか、という意味合いもあります。 |
麻の葉の歴史鎌倉時代、西暦1200年頃から、仏像や衣服、曼荼羅、家紋など様々なものに麻の葉の文様が見られるようになっております。 七宝や六角籠目に並ぶ、かなり古くからの日本の伝統的な文様の1つです。 私が読んだ文献によると江戸切子では明治時代の頃から現れたと書いてありました。 |
麻の葉の構造黒い線で書いた部分が麻の葉の形になっている文様です。縦横斜めを削った形になっております。 また大きめのサイズになると、以下の写真のような構造で麻の葉を表現したりします。 麻の葉と言えば、こちらの形の方が一般的かもしれません。 |
麻の葉の登場頻度デザインがきれいなので切子の文様の中でもそこそこ登場する文様かと思います。 麻の葉をメインとしたデザインはほとんどなく、ワンポイントとして麻の葉を入れる場合がほとんどです。 |
職人的な話麻の葉のサイズ感を変えることで見た目を大きく変化させることができるので、当工房の作品にも麻の葉の文様をそこそこ盛り込んでいます。 |
亀甲の意味亀甲は、名前の通り亀の甲羅の形状をしております。 鶴は千年、亀は万年という言い回しもある通り、長寿、健康、無病息災、吉兆の意味合いが込められた縁起の良い文様です。 |
亀甲の歴史歴史は古く、中国の方から文様が伝わってきており、奈良時代、西暦700年頃から日本でも使用されている伝統的な文様です。 |
亀甲の構造六角形がびっしり詰まっている構造をしています。 六角籠目と違う点は ・六角がびっしり詰まっている ・六角部分が全てクリアに透けている という構造になっています。 |
亀甲の登場頻度カットにそこそこの作業時間がかかることや構造の難しさにより、亀甲というデザインを選択しなかったり、カットの方法がわからないという切子作家も多いと思います。 江戸切子でも目にする機会はそこまで多くないかと思います。 |
職人的な話クリアに明確に透けている文様です。 飲料の色を楽しみやすいデザインなので、わりと当工房で採用しています。 下部を透かす事が出来るので、ワイングラスとの相性が良いと判断してそういう作品を製作しております。 ワイングラスに亀甲を施すデザインは世の中の江戸切子にはほとんど無いかと思います。 少なくとも私は見たことが無いので、当工房の作品を検討して頂けると幸いです。 |
本当に良い物をプレゼントすることで贈られる側だけでなく、贈る側も相手への気持ちの本気度を表現出来たと感じてとても幸せな気持ちになります。 また大量生産品ではなく職人が1個1個作っていることや、知名度はそこまで高くないけど本当に良い物をあなたが色々探してきてくれた背景も含めて贈られる側は喜んでくれるかと思います。 双方の人生の良い瞬間の思い出になると思うので、一度じっくり観察して検討してみてください。 製品一覧 |
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