
| ・切子の全体的な導入 ・素材である色被せガラスの構造 |

切子(きりこ)切子(きりこ)とは、ガラスの表面にカットを入れて模様付けをすることです。 カットガラスの和名にあたります。 切子の読み方は「きりこ」です。 送り仮名をつけて「切り子」とは書きません。 人によっては、切子硝子(きりこがらす)、切子細工(きりこざいく)と呼んでいる方も居ると思います。 江戸切子とはその切子の1つの種類、ブランドです。 ![]() 「江戸切子と薩摩切子の違い」のページも関連していますので、のちほどご参照頂ければと思います。 特にブランドにこだわりが無ければ、大枠の「切子(きりこ)」や「切子グラス」で検索した方がバラエティ豊かで魅力的なデザイン、値段も安い物が見つかることも多いです。 特に私の所属する人間国宝の先生も所属する日本工芸会の切子の先生方は「切子」として作品を作っており、どこかの地域ブランドの名前で作品を出すことは無いです。 一流の作品は江戸切子の検索では出てこないことがあることを覚えておいて下さい。 私は江戸切子の工房で修行して、製法自体も全く同じ伝統的な江戸切子の製法を厳守しておりますが、現在は日本工芸会に所属しておりますので「切子」として作品を作っております。 ブランド名に頼らず、作品自体の美しさの完全実力勝負の世界で人生と資本金を天秤にかけているので、覚悟がデザインに現れているはずです。 【remember】 remember(ロックグラス)のペアグラス ![]() 100作品目記念作品。 |
好きな切子を買おう日本のブランド言えば、有名なところで大きく分けて江戸切子と薩摩切子が有名という感じです。 ![]() 右の薩摩切子は私が江戸切子の修行に入る前のただの一般人のサラリーマンの時に、趣味(好き)で鹿児島県の仙厳園に旅行に行った時に3万円で買ったものです。 他にも各地各工房で「〇〇切子」と名称をつけてブランド展開しています。 今後もそういう「〇〇切子」というのは増えていくと思います。 「じゃあどこの〇〇切子を購入すればいいの?」と迷ってしまうと思います。 ![]() そういうブランドは今後も際限なく登場し、キリがありません! 〇〇切子かどうかはさておき「自分が気に入ったデザインを購入する」というのが一番みなさんにとって最も良い選択だと、私はかなり長年思っています。 各地で色んな〇〇切子が展開されているので、江戸切子や薩摩切子以上にみなさんの好みに合致した素晴らしいデザインがみつかることも少なくないです。 このようなオリジナリティと伝統を融合した作品はテレビの江戸切子特集でも、あまり見ることは無いのかもしれません。 「五菊繚乱天開ロックグラス」 ![]() 別の分野の人間国宝の先生にもデザインをお褒め頂いた作品です。 入り口は、有名な「江戸切子」や「薩摩切子」というブランドで切子の存在を知ったと思いますが、そこにこだわる必要はありません。 わたくし独立切子士、斉藤光のように切子(きりこ)として、作品を出展したりしている切子作家も国内にいます。 以下は銀座の高級デパートに納品した時の写真ですが、どれも一般的に見られないほどのデザイン性があることを視覚からご確認下さい。 ![]() ちなみに工芸展に入選すると、デパートの方からお声がかかって、それで初めて切子の作品を置かせてもらうのが通例です。 しかし私はスーツを着て飛び込み営業で作品を見せて、本質的な美しさの実力で超一流のプロのバイヤーの方を納得させて作品を置かせてもらった異例の出来事もございました。 切子業界だけでなく、各種伝統工芸品はそんな感じで世の中に販売されていると思います。 ![]() 【200作品目特別記念作品】箴光式籠目天開ロックグラス 「切子工房箴光」または「独立切子士 斉藤光」という名前がブランドになりますので、「〇〇切子」と名付ける必要は無いと現状考えています。 ![]() 製品発送後に、お客様にメッセージを頂くこともあります。 ![]() 本当にお客様が喜んで、誰かに気持ちの高揚や興奮を伝えたい時にしかこういうメッセージは送ってもらえないのではないでしょうか。 アメリカのお客様からのメッセージも頂くこともございます。 ![]() こういうお言葉を頂く度に、私が作る作品が全世界で通用する確信を持つことができますし、そういう確信を積み重ねてきた。 自信を持って私の作品を皆様のお手にとってほしいと思います。 |
切子は老若男女共通切子の最大の魅力はカットした透明な光沢部分と色がついている部分のグラデーションです。 ![]() 製品一覧 見ているだけで気持ちの高揚感があります。 私は切子を宝石、金や銀、ダイヤモンド同じ位置づけで考えています。 ![]() 人類の歴史は金や銀、ダイヤモンドなどの宝石などを求めた歴史があります。 歴史的にみて綺麗なものは人間の細胞レベルで欲してしまうものだと思います。 何百年も昔の人も切子を美しいと思う感性があって、何百年経った遥か未来を生きている私たちも同様に切子を美しいと思っています。 何百年も昔の人と同じ気持ちになっているって、これすごいことですよね。 切子の美しさを感じる心は老若男女、時代を越えて人類共通です。 ![]() 海外からの要人をお迎えした時に使用されるケースもあり、目の肥えた高齢の方への節目の贈り物としても最適です。 私の作品も還暦の贈り物として、ご購入されるお客様も多くございます。 ![]() のし紙をつけて、こんな感じで発送しています。 実際に当工房でも退職祝い、還暦祝いの心のこもった贈り物としてのご注文も多く、ご購入後の感謝の言葉もたくさん頂いております。 平透かし菊繋ぎロックグラス ![]() 伝統的なデザイン構成に、最高難易度の菊繋ぎというカットを施した伝統寄りで固めた作品。 相手に何を送っていいかわからない場合でも間違いはないかと思います。 おじいちゃん、おばあちゃんが大切にペアで切子を使用していたという話もユーザーから多く聞きます。 世の中のあらゆるものを、時代を越えて見てきた目の肥えたご年配の方への贈り物としてもご利用頂けます。 |
海外に通用する日本を越えて外国の方も同じ美しさを切子に感じている実際の経験が多数ございます。 インスタグラムで情報を発信していると海外の方からのコメントがついたりもしますので、人類共通かと思います。 ![]() SNSをやっているとこんな感じで海外の方からコメントを頂くことがそこそこあります。 上のメッセージはインドで工芸品の鏡を作っている職人さんからのコメントです。 youtubeにあげた作品の動画で少し再生回数が伸びたものはなぜかインドの方がすごい見にきているようでした。 イランのハマダーンという地域のガラス職人さんからも以下のぐいのみにいいねがついたりしますし、私もその方が作る異国のガラス細工にいいねを押しています。 「ぐいのみ・最高峰」 ![]() イランのハマダーンという北部の地域ではペルシャ語が使われているようなので、私もペルシャ語で作品説明をしてたまに交流をしています。 ![]() 切子の仕事を通して、世界の人と触れ合ったり、世界の構造を勉強する動機になったりすることが私はとても幸せです。 中国の富裕層の方からメールで連絡を頂いて以下の作品を納品したりと、この仕事をしてから世界を身近に感じるようになり、人生の面白さを感じています。 メタモルフォーシスロックグラスのペアグラス ![]() 中国の富裕層から、上記ペアでご購入があったこともあります。 アメリカのサウスカロライナ州からチェスをテーマにした「クイーンズ・ギャンビット」のご注文が入ったりもしています。 「クイーンズ・ギャンビット」 ![]() 私、独立切子士の斉藤光が趣味でチェスをやっています。 代表的な定石の「ルイ・ロペス」と「クイーンズ・ギャンビット」のうち、後者の盤面の展開をイメージしてカットした作品です。 台湾から直接注文があった方からコメントがついていました。 翻訳で日本語になっています。 ![]() 趣味で私が中国語を勉強をしていたので、中国語で手書きでメッセージカードを書いたのを喜んでくれたみたいです。 これらの経験のように特定の地域だけでなく、世界の色んな地域から反応があります。 過去の実績が多数ございますので、海外の方への特別なプレゼントにも、安心してメイドインジャパンをお贈り下さい。 |
切子の使用例特別な1日や特別な場所を演出するときに使用するのも良いでしょう。 夜のベランダや部屋を暗くしてランタンを置いてカクテルを作って飲んだりするのも面白いかと思います。 私事ですが、キャンプの椅子とランタンを出してキャンプスタイルで家の中で自作の切子で飲むことが多いです。 ![]() テレビやパソコン、スマートフォンを消して、ボーっと切子の綺麗さを楽しみながら飲んでいます。 忙しい普段では思いもつかなかった大事なことを考えたり、新しいデザインの発想が出てきやすく、瞑想に近いと思って私は好んでやっています。 昔、和歌山県をぐるりと一周した時に料亭で切子に料理が盛り付けられて出てきました。 今思うと簡素な物でしたが、当時は切子の存在を知らなかったので、その器の美しさに驚きました。 店員の方に「これすごいですね!どういう物ですか?」と聞いてしまって感動して写真を撮るほどでした。 当時の写真。 おちょこのような形状ですが、小料理の器にしても粋でいいです。 使い方はユーザー次第で広がります。 ワイングラスにカットした果物を入れて食べたりするのもなかなかにおしゃれで楽しめます。 ![]() 昔、行きつけのBARのマスターがこんな感じでフルーツを出してくれました。 こうやって何気ない生活の中で変化を加えることは楽しいことだと思います。 また来客の時に使用する特別な食器として、いくらかの切子を持っておいても良さそうですよね。 招いたお客さんも普段は見かけない特別なグラスなどにとても嬉しくなると思います。 BARでも当工房の最高級のロックグラスを購入して頂いているところもあり、実際に使用されています。 ![]() 実際に切子を目の前で使っている時が一番みなさんに感動してもらえると思います。 |
なぜ美味しい?切子を使ってお酒を飲んだりするとなぜ美味しいのでしょうか? 人間は面白いもので、気分が良い時の飲食はすごく美味しく感じるものです。
![]() 逆に何か不快な要素を感じながらの飲食はまずく感じるものです。
![]() 切子は食事の際に「きれい!」と心が高揚することで、気分が良くなります。 その結果食事がおいしくなったり、飲み物がおいしく感じたりするものです。 世の中の一流ホテルや高級バーラウンジでは料理や飲み物の味に力を入れるのと同じくらい気分の良い雰囲気作りをしています。 雰囲気が味に影響することはテキーラマエストロ(テキーラソムリエ)という資格を趣味で取った時に重要なこととして座学で勉強しました。 例えば、使用せずとも、こういう感じで棚に置いてあるだけでもお店の雰囲気作りやブランドイメージアップにもつながり、空間の心地良さにつながります。 祝杯ロックグラスのペアグラス ![]() 祝い事をイメージしてデザインした作品。 |

色被せの構造理論まずは図で説明します。 この次に実際の写真を用いてどういう状態になっているかを解説しますので、次の項目とセットでご覧ください。 ![]() 1.鋳物の型がまずあります。 2.鋳物の型に色つきのガラス、今回は赤を薄く吹き付けます。 3.次に赤いガラスの内側に透明なガラスを吹き付けて二重構造にします。 4.最後に鋳物の型を取り外せば色被せガラスの完成です。 |
実物で解説上から覗いて口元から側面の厚みの部分を見てみてください。 ![]() ![]() 一見、透明なガラスと瑠璃色の二層になっていることはわかりません。 つまり、厚みは一般的なガラスコップくらいの厚みになっており、二重だからといって分厚いわけではないのも江戸切子の特長です。 ※薩摩切子は逆でガラス2枚分くらい分厚くなっています。 本当に2層になっているのか信じられないかもしれないので、実際にカットしてみます。 カットした部分は表面の赤い色が取れて、下の透明な部分が出てきます。 ![]() カット前の物とカット後の色被せガラスを並べましたが、どちらも元々の素材は同じです。 この濃淡のグラデーションとカット面の光沢の綺麗さが切子の魅力です。 ![]() 製品一覧 当工房は江戸切子の伝統的な手法による切子作りをしており、この色被せガラスにカットを施すことで製品になります。 |
読み方が違う?ちなみに被せ(きせ)って漢字は被せ(かぶせ)って読むんじゃないの?と思う人もいると思います。 その通りおかしい読み方です。 被せで「きせ」と読むのは完全に当て字で使用されています。 「色被せ(いろかぶせ)ガラス」と紹介しているところもありますが「色被せ(いろきせ)ガラス」が正式名称です。 江戸切子の職人によっては「色被せ(いろぎせ)ガラス」と濁点をつけて呼んだりする多少の差異はありますが、濁点をつけない方が一般的かと思います。 ちなみに江戸切子の工房で修行していた時の、当時の工房の会長は「色被せ(いろぎせ)ガラス」と濁点をつけて呼んでいました。 |
色被せは全て手作り機械で全て規格通りに大量生産されているわけではありません。 ガラス職人さんが1個1個手作りで作っている人の手で作られた魂のこもったものです。 仕入先にお伺いさせて頂き、特別に現場を見学させて頂いたこともあります。 人生をかけて、たった1つの作業を40年続けているガラス職人さんを実際に目の前にして大変恐縮に思いました。 私も15年くらいカットしておりますが、まだ職人歴は半分にも満たないですね。 色被せガラスの素材の値段も市販のグラスより当然高いです。 ![]() 全てが同じ品質というわけではなく、色が濃い色被せガラスもあれば、若干薄めの出来上がりのものもございます。 人の手で作られたもので、内部に気泡が入ったりすることもございます。 人が作っているもので、それは個々の製品ごとの個性、味だと思って頂ければと思います。 全ての製品が同じではないという点も含めて工芸品を楽しむものだという風潮がありますのでご理解頂ければと思います。 ![]() 私自身も20歳からの趣味で全国の工芸品集めをしており、若いころから工芸品のユーザーです。 上は福島県のあかべこと宮城県の起き上がり小法師です。 全く同じ物は存在しない購入者だけのオリジナルのものになります。 多少の差異を味だと思って、楽しみましょう。 |
濃さで調整する色被せが濃いものは二層目の透明な部分が出てくるまでカットを深堀りします。 色の濃さによって切子職人がカットの深さを調整しています。 技術的なことを言いますと、基本的にカットを施すときは色被せの濃さを見て、
その時の状況でどちらかに統一しています。 例えば下の白丸で囲んだ線の3点での合わせは外側から見た場合、カット同士がぴったりと隣接してきれいに見えます。 ![]() しかし、内側から同じ部分を見ると透明なクリアな部分が少し離れています。 ぴったりと線が一致していないですよね。 ![]() 色被せが濃いと、この内側から見た時と外側から見た時の差異が大きくなります。 つまりこの場合、外側から見た時にきれいにみえるように調整しているということです。 それはどうしてそうなるかをかなり技術的なことですが説明します。 3点の交点をかなり拡大した下の写真をご覧ください。 透明なカットの周りに色被せの層が出来ていることがわかります。 イラストも書いたので参考にして下さい。 ![]() 色被せが濃いとこのクリアなカットの周囲にできる色被せの層が太くなっていきます。 外側から見た時は、この色被せの層同士がくっつくところでカットを止めます。 なので、内側から見た時はこの層の厚さ分だけクリアな部分が離れているように見えます。 |
形状で調整を変える基本的には外側から見た時を優先して色被せの層同士がくっつくところでカットを止めます。 ガラスをカットするときは内側からのぞきながら削るので、内側から見ている以上に外側は大きく削れています。 そこらへんは職人の勘でカットを手前で止めて外側からきれいに見えるように調整しています。 また小鉢や大皿のようなものは外側から見るよりかは上からのぞきこんで内側からカットを見る場合が多いです。 その場合は内側から見た場合にきれいになるように、クリアな部分が隣接するように優先して削る場合が多いです。 ![]() こういう小鉢は側面から見るというよりは上から、内側から覗く機会の方が多いと思います。 ゆえに、内側から見た時の色被せの部分のきれいさを重視してカットします。 当然外側から見ると、色被せのカットの層同士が食い合ってるような状況になる場合もありますが、決してそれはカットのミスではありません。 きれいに見えるように職人が調整したものなので、覚えておいてください。 同じ製品でも色被せの濃さによって職人がカットの調整を行いますので、そこらへんも知っておくと切子の世界をより楽しめると思います。 |
濃さの良し悪しは?製品を選ぶときに色被せが濃い物が良いのか、それとも薄い物を選んだ方が良いのかという質問を受けたことがあります。 明暗のグラデーションが出て切子の良さを感じられるので、濃いめの方を私は基本的におすすめします。 特に色自体が元から濃い瑠璃色や赤色は伝統的な江戸切子らしさが出て良いと思います。 ※切子の色について詳しく知りたかったら「職人が解説!切子の色」のページをご参照下さい。 しかし、濃い物の場合、先ほど図解で説明した通り、外側から見た時と内側から見た時のカットの長さが離れて行きます。 外側からも内側からもカットがぴったり一致していることを優先するなら少し薄い物でも良いと言えるでしょう。 一般的に色が濃いものはカットが難しくなるので、価値が高くなる傾向があります。 |
世界のグラスと比較世界的に見てもこの濃淡のあるグラスはなかなかに珍しい傾向があり、切子は日本が世界に誇るグラスとなっております。 海外のカットグラスは色のついた1層でボヤっとした薄い色にカットを施したものが多いように見受けられます。 ちなみに酸磨きという手法だと赤や瑠璃色が下の写真のようにかなり薄くなります。 ![]() この磨きの手法についても各ページで解説しています。 |
全国で唯一の切子職人の解説ここまで詳細に解説してきましたが、一般的な江戸切子職人は基本的には誰もこういうことは説明してくれません。 切子の世界だけでなく、一般的に「職人」という名称のついている人はこういうことはいちいち説明しないのが基本です。 「目で見て技術を盗め」というような世界なので、こうやって図解で解説する人は本当に日本に皆無です。 ![]() こういう説明ができるのは私自身が切子職人であり、このホームページもプログラミングできる人間だからできることです。 また営業担当やホームページ作成業者やライターが話を聞いて「そういうことらしいよ」と書くことも出来ます。 しかし、又聞きで言われたことを書いているだけなのでここまでの深い知識や実体験をもって、知的好奇心を満たすような面白い記事になることはありません。 技術を知っている人間が直接自分の言葉でみなさんにお伝えできる。 そういった私でしかきっとできないような内容がこのホームページに詰まっています。 切子をこれから使うユーザーにとって勉強になることは間違いなく、社会の公益性を高める社会貢献の一貫と私自身は思っています。 |
製作過程を解説ただ単に陳列棚に置いてある切子の製品を購入するより 「この製品はこういう考えとこういう製作過程を経て製造されました」 というストーリーがある方がお客様にとって楽しんで頂けると確信しています。 各作品ページには製作過程のストーリーを載せると共に、製作時の考えや心意気を記載しています。 ![]() 各ページから熱意やこだわり、どこまで物事を深く考えているか等を感じてもらって楽しんで頂ければと思います。 |
値段を抑える取組み現状は店舗代、販売員のお給料などの金額を軽減するためにオンライン販売で切子を販売しています。 また経理システムを自作し、税理士に依頼を出しておらず、自分で決算書を製作して税務署に提出しております。 ざっと
のコストカットをしております。 私自身が日商簿記1級という税理士並みの会計知識を持っているので、税理士に頼む必要がありません。 経理システムも私の工房の実情に合うようにカスタマイズして自作で作ったので、経理システム利用料もかかりません。 このホームページも業者に依頼すると、推定500万円以上します。 ホームページも税理士も自分ができないことをどこかに依頼すると、かなり高くつくことが世の中では多いんですよね。 当工房では、削減できたコストはそのまま値段の安さになったり、作品の作り込みをして作品自体の価値をあげてお客様に還元されています。 手磨きというコストがかかりますが、高品質な伝統的な磨き方で作品を作っております。 作品の価値が上がるコスト増を、作品の価値とは関係ない費用を減らしてコスト軽減しています。 品質が高いのに、値段を比較的安く出来ていて、それでも利益が出る構造になっているのは当工房の自慢でもあり、強みでもあります。 社会勉強含めて今後色々な販売展開をしていくかと思いますが、皆様にとって有益なこのホームページで販売することを主軸に考えております。 実際、独立切子士、斉藤光の分身が今あなた1人に対して付き添うコンシェルジュのように深い説明をしております。 実際の店舗で切子職人の私から説明を聞いている姿をイメージしてみてください。 どこの実際の店舗よりも深い知識をもって、お客様のあなたにつきっきりのコンシェルジュとしてこうやって解説のお話をさせてもらっている状態です。 |
最上位の磨きの技術独立してから磨きの材料もより良いものを使用してより光沢が出るように意識しています。 ![]() 納得のいく品質のより良い物を作ることを念頭に生産しております。 江戸切子の工房で修業時代に、当時の会長は「うちは磨きを大切にしているからね。日本でもトップクラスの技術だよ」とおっしゃっていたのを思い出します。 私自身も色んな現場で他の工房の作品をみたりしますが「私の作品は良い仕事したなぁ」と思うことが多いです。 当時は会長の言っている意味が真にどういうことかを理解出来ていませんでした。 独立して、1人で外の世界に飛び出して色んな物を見るようになってから、その意味を深く感じるようになりました。 |
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。 少しでも切子の奥深い世界が伝わっていれば幸いです。 本当に良い物をプレゼントすることで贈られる側だけでなく、贈る側もとても幸せな気持ちになります。 大量生産品ではなく職人が1個1個作っていることや、こだわりを持った切子作家が作っている本当に良い物をあなたが探してきてくれた背景も含めて贈られる側は喜んでくれるのではないでしょうか。 ここまで聞いた話を元に、実際に作品を見ると面白いですよ! ![]() |