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切子工房 箴光は、伝統的な江戸切子の技術を継承した独立切子士が製作する切子の工房です。

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月末の原価計算と雑記

月末の原価計算と雑記

切子工房 箴光職人の気まぐれ日記>月末の原価計算と雑記

2021年1月31日(日)

前半は経理的なこと、後半は雑記で極楽とんぼの山本さんについてという形で書いていきたいと思います。

前半はちょっと経理的な話をしたいと思います。
と言っても、簿記2級程度の基礎中の基礎みたいな話を実務でやったらどうなるか?みたいな話ですが。
経理の人や同じ経営をしている立場の人が見てもらったら面白いかと思います。

今日は月末なので月末の原価計算を行いました。
現在仕訳の量も少なく、パパっと終わるだろうと思ったのですが、2時間30分ほど時間がかかってしまい、毎月これだと大変なことになるぞと認識しました。


作業時間の2時間30分のうち、約1時間30分くらいは実地棚卸の数が帳簿上の数と合わなくてずっと困っていました。

当工房では1人で運営していくのを前提に帳簿を正確に記帳している時間は無いということで、とても簡便的になる棚卸計算法による原価法の総平均法を適用しており、税務署にもそのように届け出を行いました。

税務署には開業届の他に
・青色申告事業所の届け出
・減価償却費の減価償却方法の届け出
・棚卸資産の評価方法の届け出
の3つを届け出る必要があります。

青色申告事業所の届け出とは、複式簿記を利用して6つほどの帳簿を備え付ける場合、最大65万円まで税額を差し引けるというものです。
所得の計算は簡単に言うと「(所得金額-所得から控除できる金額)×累進課税税率」という計算式になっています。
その所得から控除できる金額の一部になります。

65万円差し引けるので、税率が20%かかった場合は、概ね65万円×20%=13万円ほど所得税の納税金額を減らすことができると考えてよいでしょう。
ただし、初年度は赤字のため65万円を差し引くことはできず、全く何の効果もありませんでした。


話を戻して、棚卸資産の評価方法は材料ごとに受け払い記録を作成し、受け入れ時、払出時に記帳するのが一般的です。
また、材料の金額の増減を分析するために、予定単価という「単価はこれくらいの材料が普通の値段だろう」という標準の金額で計算してから実際の金額との差異を調べて、材料費の増減の有無を毎月チェックするような機構が理論上望ましいです。

材料を受け入れる際に予定単価を使用する場合、材料受入価格差異、払出す時に予定単価を使用する場合は材料消費価格差異として金額を把握します。
受け入れ時に予定単価を使うと、返品とかあった場合に差異も取り消す仕訳が必要になって大変なので、一般的には材料消費価格差異の方がよく使用されているでしょう。


そういう理論を知っている上で受け払い記録を取らないで、月初の数+当月仕入個数-当月完成個数=月末の個数という感じでどんぶり勘定でやる棚卸計算法を選定しました。

冒頭で述べた通り、私が経理専属なら差異の分析まで行ってベストの原価管理を行いますが、私は現場の職人でもあるので、事務作業に時間がかからないようにするためにあえて簡便的な方法を選択しました。

また予定単価を使用せず、実際に発生した金額を持って計算する原価法、月初の金額と仕入金額を合算して、合算した個数で割って1個あたりの金額を出す総平均法という簡便的な方法を選択しています。

しかし、この帳簿をつけないという簡便的な選択をした結果、メモ程度で毎日作った個数を記録しているのですが、その数が実地の棚卸の数と合わず逆に事務作業時間が増えているといった状態です。

合わない分は通常であれば全て棚卸減耗費として処理すれば良いのですが、「おいおい1人で運営しているのに棚卸減耗なんてありえないでしょ」と気になりだして辻褄が合うまで確認作業をしていたら1時間30分くらい経っていました。

もう評価方法の届け出は税務署に出しているので、計算法は変更せずに仕事のやり方でここらへんは改善していくしかなく困ったなぁという話でした。
目標は月末の原価計算は1時間くらいに収めたいところです。





ここから話は変わって雑記です。
オリラジの中田あっちゃんと雨上がり宮迫がyoutubeで自主製作している「winwinwiin」というネット番組を更新されると見るのですが、3回目のゲストが極楽とんぼの山本圭一さんでした。

山本さんにあまり良い印象を持っている人はいないのかなというか、MC2人のオリラジのあっちゃんと雨上がりの宮迫さんに関してももう関心がほとんどない人がほとんどだと思います。

私もそんな感じでしたが、そのネット番組を見ると「一生懸命頑張ってるなぁ」と感じて応援したくなる感じですね。
その日は現在の山本さんがyoutubeで最近バズっている(人気が出ている)というような感じで放送してました。
また山本さんの過去にもしっかり触れていました。

そういえば私は2014年に高野山のお寺に一泊した時に朝出発する時のお会計の際に山本さんが出てきてお会計をしてビックリしたことがありました。

当時は謹慎中みたいな状況だったので「極楽とんぼの山本さんですか?どうしてここにいるんですか?」みたいな話も聞きづらく世間話も無しに出発してしまいました。

そのエピソードをコメント欄に書こうとしたら、番組内で「実はお寺で1年居ないかみたいな話がありまして、高野山のお寺に1年居たんですよ」とちょうどその話をされていたのでビックリしました。
やっぱりあの時の山本さんだったんだと。

最近の山本さんは少しずつ昔を取り戻してめちゃイケの時のような感じでyoutubeをやっていて面白いという感じで番組内でやっていたので、山本さんのyoutubeを見てみましたが言うほど面白いとは思わなかったし、そこまでバズってる印象もなかったし、美女と〇〇しましたというような企画が多く、「ああこの人は女性関係で全く反省してないな」という良くない印象でした。


上辺を取り繕っても必ずちょっとした言動や行動にその人の本質が現れると思っているので、やはり普段からどれだけ物事を考えているのかがその人の魅力につながっていくのかなと思います。

そういう意味ではイチローさんのような職人気質の人の生き方は全てがドラマになるような気がします。
どの場面を切り取ってもドキュメンタリー番組になりますよね。


私という人間の本質もこれだけ文字を書いていればすでにこのホームページ内でみなさんにも垣間見えてることでしょう。
私自身にはその姿がどのように見えているかは伺い知れませんが、これからも自分の美学に乗っ取った生き方をしていきたいとは思います。


それでは!

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