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切子工房 箴光は、伝統的な江戸切子の技術を継承した独立切子士が製作する切子の工房です。

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考えさせられたこと

考えさせられたこと

切子工房 箴光職人の気まぐれ日記>機材の生産が遅れている!

2020年11月10日(火)

11月の中頃にカットの道具が入ってくる予定なので、そこからカットができるようになりますが、設計図を書く道具がまだ先なので本格的な製品を作るには至れないと思いますが、今やれることを今やっています。


自分が納得いくデザインを考案しているのですが、実際にカットしてみないとこればっかしはどのように本当に見えるのかはわかりません。
過去の経験に基づいて理論的にきれいに見えるように構築しているつもりですが、過去に無い新しい理論でのデザインとなるとこればっかしは私もどうなるかわかりません。


製品の各ページにはその製品を作るまでに至った経緯を記載しております。
その製品の本意を知ってもらってよりその製品を愛してもらいたいなぁという想いで作り手の経緯を書くことにしました。


話は変わりまして本題ですが、timeという少し前の映画を最近見たのですが、面白い映画で少し考えさせられました。
未来の話で遺伝子操作で人は25歳で成長が止まり、死ぬことは無くなります。
ただそうすると、人口が増加し続けるので、個々に時間を付与して、その時間が尽きると死ぬシステムになっています。
時間はお金に代わり、取引をする際に用いられ、時間を消費して物を買ったりサービスを受けます。
例えば、バスに乗るのには2時間の時間を払わないといけない、と言った具合です。

その映画の中で富裕層の人間は100年くらいの時間を持っていて、もう80年間も25歳を続けていて、安心しきった中で生活して毎日が退屈だと言っていました。
一方、スラム街で毎日1日分の時間しか持たない主人公は必死にその日を生きぬくために行動しています。

人は生活を安定させるために仕事をしたりしますが、生活が安定しきってしまうと、怠惰な気持ちになるのでしょうか。

私は今1円も収入がありません。
そして生産を開始しても売れる保証もありません。
まさにスラム街の主人公と同じような立場に立たされています。

しかし、もしかしたら今この窯の底の底にいる時が一番頭を使って生きているのではないかと思います。
生活を安定させたい一方で、その先で映画の富裕層と同じように安定に向かえば向かうほど生きるパワーみたいなものが無くなっていくのでしょうか。

ダウンタウンの松本さんも60歳で引退するのかと聞かれたときに、
「20年前からお金は腐るほどある。何かうま味があればお笑いを続けたい」
と言って、お金以外での動機を求めていました。

先のことはわからないけど、とりあえず今はちゃんとした生活ができるレベルの水準を目標に頑張りたいと思います。


それでは!

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