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切子工房 箴光は、伝統的な江戸切子の技術を継承した独立切子士が製作する切子の工房です。

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切子のイヤリングとペンダントの製造検討

切子のイヤリングとペンダントの製造検討

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以前にお客さんは選ぶことに疲れてしまうというジャム理論については説明した通りですが、そもそもの品種が無いと選ぶこともできないということで今後切子のイヤリングとペンダントの製造も検討していこうかなという話です。


とりあえず他のグラスの製品が安定的に販売できて色々と余裕が出てきたら新製品開発として取り組もうとは思っていますが、現時点で少しそのような構想があります。


私自身男性ですので、イヤリングについてはもう全くの無知なので真に良い物を作るとなると製作前の膨大な勉強時間が必要だと思われるので今から「大変そうだなぁ」ということを思います。



勉強というのは、
・イヤリングの歴史的背景
・イヤリングの形状と種類
・イヤリングの金具の種類と特長
・イヤリングの重さ(耳たぶの負担)
・男性と女性の耳たぶの形状の差異
・イヤリングの使うシチュエーションと形状
・どういう時にイヤリングを綺麗だと感じるのか
・どういう時にイヤリングを見て男性はドキッとするのか
・友達や知り合いの女性に話を聞いてみる
・切子らしさをイヤリングの歴史的背景と融合するにはどうしたらいいか
あたりが思い浮かび上がります。


こういう事前の勉強があってこその良いものが生まれると思うので手は抜きませんが、なかなかに大変だなぁと思います。


しかしこういう熱量ってのは表向きには出ないものだとしても必ずユーザーに伝わるものなので、自分の中でとことんこだわったものを提供できるように頑張りたいです。


感覚的に「これきれいだからこのデザインにしよう」ということは私は絶対にやっておりません。

理詰めできれいに見える案を考案して、その結果実際に作ってみて「やっぱり理論通りきれいになったね」という物の作り方のスタイルを貫いています。

そのこだわりは「切子の作り方」のページにも記載している通りです。



これらの勉強内容はもちろん私なりに解釈したりわかりやすくしたものを形状別の製品ページに落とし込んでみなさんに紹介していく予定です。

そこには雑学など色んな解説も入る興味深いものになるかと思うので、楽しみに待っていて下さい。



今なんとなく思いついたのは姉にプレゼントしようかなと思いました。

それならばなかなか重い腰を上げて製作する動機になるかなと思います。

姉のために今持てる全ての力を発揮して物作りをしてそれが製品になれば間違いないですね。


結構こうやって「思う」ことは簡単です。

それを実際に行動して実現できる人が本当のすごい人です。

プラス思考でもマイナス思考でも動機付けが出来るが、行動に移せることは大変ですごいことだ、というはどこかの日記でも説明した通りです。



あとはペンダントも作りたいと思っていますが、ペンダントについても未知数です。

というのも私自身がアクセサリーをほぼしてこない生き方をしてきたからです。

腕時計さえも手首に違和感がするのでつけていません。




ただ昔、スイスの機械式時計の職人のドキュメンタリー番組を見て、それ以来機械式時計についてはいつか身に着けてみたいなぁという気持ちはあります。

機械式時計とは電子機能は使わずに金属のパーツだけで構成された職人の粋が詰まったような面白い時計です。


ただ職人が手作業で作るので値段もかなり高く100万円以上を見込むものです。

性能で言えば何千円の電子のクオーツ時計の方が正確ですが、粋の世界に生きているのでそういうことではないと思います。

機械式時計の高齢の職人さんが言っていた言葉で「毎朝、竜頭(りゅうず:時計の横に出てるつまみのこと)を巻きながら時計に命を吹き込むことで1日がスタートする」というシーンを見てこういう良い年齢の重ね方をしたいなと当時強く思いました。


私が老人になったら身に着けたい将来の目標ですね。

今は身の丈に合ってなさそうで、とても無理な気がします。


日本にも昔「和時計」という置物型のからくりの時計が作られましたが、今の現代の技術をもってしても製作が困難ということでオーパーツのような時計だったのですが、「和時計の謎に迫る」みたいなドキュメンタリー番組で復元に成功していました。


和時計は人生の中でも私がなかなかに衝撃を受けた出来事だったので、お時間よろしければぜひ調べてみて下さい。

シンプルな名前からは想像も出来ないほどの仰天のからくりが施されているのできっと面白いと思います。




まあそんな時計も身に着けていない私なので、ペンダントについても一から勉強しないといけません。

これを気にペンダントを自分でつけてみるのも面白いかもしれません。

自作で作った切子のペンダントをつけてたら面白いですし、なんか良さそうですね。


でも結構私は「自分のため」と利己的に思ってしまうとやる気が一気に無くなる傾向があると認識しているので自分のペンダント作成は動機付けとして弱い気がします。

自分の動機付けの一番強いものは「人のため」「社会のため」というものが一番強い気がします。


何かを悩んで困っている人がいたらその人の夜明けのきっかけになるならいくらでも協力したいと思うし、そういう生き方をしたいです。

私もそうやって助けてこられたので、私もそうやって人を助けていきたいです。



それでは!

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