本文へスキップ

切子工房 箴光は、伝統的な江戸切子の技術を継承した独立切子士が製作する切子の工房です。

ショッピングカート

【写真で即わかる】ニムトのルールと遊び方!心理戦で大爆笑

【写真で即わかる】ニムトのルールと遊び方!心理戦で大爆笑

切子工房 箴光独立切子士の好奇心備忘録>【写真で即わかる】ニムトのルールと遊び方!心理戦で大爆笑


ポップアップとかの広告は一切無しです!


ニムト、ゲームルール、説明

このページでは、ニムトというボードゲームについてプレイ方法、ルールを最初に説明します。




ゲームのイメージとしては、トランプのポーカーにかなり近いイメージです。



最初に配られた10枚のカードを相手に見えないように持って、自分の手持ちのカードを1枚ずつ伏せながら場に出して、他のプレイヤーと読みあい、駆け引きをして大笑いするというゲームです。

ニムト、ゲームルール、説明

推奨プレイ人数は、3~6人くらいです。

2人だとプレイが面白くなく、3人くらいからのプレイが目安です。

個人的には、4人か5人の時が一番楽しいと思います。

人数が増えるほど予測できなくなる運ゲーになってくるので、一応最大10人でプレイできますが、運ゲーすぎてコアなボードゲームを楽しむ方は面白くは無くて、ライトユーザーは面白いかもしれません。

3人はガチガチの心理戦になるので、私の実体験から感じる推奨はやっぱり4人か5人がパーティゲーム的に良いと思います。




プレイに向いている属性は

「賢い」

「嘘が顔に出ない」

「明るい人」

「相手との関係性が出来上がっている」

「場が温まっていて笑いが起きやすい状態」

という感じなので、ボードゲーム会で一発目にやるゲームには向かず、少し時間経過して「今日の会は頭の良い人が多いな」と感じたり、場が温まってきたくらいにやると良いと思います。


ボドゲ会の進行中に、場の雰囲気を見て主催のゲームマスターが「じゃあ次はニムトやりましょうか!」って促すと良いと思いますね。







「6nimmt!」はドイツ語で「6枚目!」という意味で、このゲームの根幹のルールを表しています。


あとで写真で解説しますが、6枚目のカードを置いた人がマイナス点を受けて不利になるということだけ先に頭に入れておいてください。




このゲームは語りたいことがたくさんありすぎるのですが、それはページの最後の方にコラムとして書きますので、まずは勝利条件と終了条件をご確認ください。






ニムトのゲーム勝利条件・終了条件



ゲーム勝利条件:ゲーム終了時にマイナス点の一番少ない人の勝ち

ゲーム終了条件:マイナス点が66点を超えるプレイヤーが発生した時



ゲームを何ラウンドかやっていき、1ラウンドごとに各プレイヤーのマイナス点が増えていきます。


誰かがマイナス66点超の67点以上になった時点でゲーム終了で、その時にマイナス点が一番少ない人の勝ちです。





マイナス点のカウント方法はカードに書かれた牛の数の合計になります。

牛はカードの中央上下にかかれているマークのことです。

ニムト、ゲームルール、説明

上の写真では1点が2枚、2点、3点、5点で合計12点のマイナスとしてカウントするという感じです。


牛が5匹居る、マイナス5点の真っ赤っかのカードは絶対に受け取りたくないという感じです。


マイナス点を集計して66点を超える(66点はセーフ)プレイヤーが居なければ、次のゲームをスタートします。

※ラウンドの途中でも誰かが67点以上になった瞬間に、即ゲームは終了です。






実際のゲームの進行の仕方



1.カードを配る

山札をシャッフルし、各プレイヤーに10枚配り、山札から4枚めくり場にセットします。

ニムト、ゲームルール、説明

10枚のカードは相手に見えないように持ちます。






2.カードを伏せる

次に手札から場に出すカードを決めます。

どのように決めるかはのちほど説明しますので、とりあえず好きなカードという感じで把握して下さい。

ニムト、ゲームルール、説明

48のカードを場に出すことに決めました。




選んだカードを各自プレイヤーはカードを伏せて場に出します。

ニムト、ゲームルール、説明

各自のカードが出揃ったら一斉にオープンしますが、相手の出したカードとの関係で勝負が左右する大事な場面です。


ここは本当はみんな無言で、機械的にカードをオープンしてゲームを進めていくのが普通のやり方です。




しかし、この伏せている時にフェイクでカードの数字を嘘言ったりするのが本当に面白いです。


私の場合は、他のプレイヤーに先立ち、すぐに48のカードを置きます。

そして、他のプレイヤーがカードを選んでいる間に、「このカードは90近辺のカードなんだよなぁ」とか嘘の独り言を言って戦場をかき乱します。


数字を特定して言うと、相手がその数字のカードの数字をピンポイントで持っていた時に、すぐに嘘だとバレるので、あくまで「〇〇近辺」と言うのがミソですね。


カードを伏せた後に嘘を言うのは、このゲームの本来の遊び方ではないですが、ハウスルール的に面白いので、私は嘘を言って駆け引きを増やしますね。






3.カードをオープン

各自のカードが場に出揃ったらオープンします。

数の一番少ない人から順にカードを並べていきます

ニムト、ゲームルール、説明

自分が48、相手が72で、一番小さいので自分からカードを並べていきます。


相手「おい!90近辺のカードじゃないのかよ!笑」


ってここらへんで大笑いしながらみんなでワイワイ言いながらプレイします。


そのうち他のプレイヤーも真似し出して、全プレイヤーが嘘の数字を申告してカードを伏せだしたり、笑いが絶えないと思います笑






場に並べられた4枚のカードと自分のカードを見比べます。

自分のカードよりも数が小さくて、最も近い数字の横に自分のカードを置きます。
ニムト、ゲームルール、説明

自分の出した48より低い数字で、最も近い数字は43なので、その横にカードを置きます。





次に小さい数の72のプレイヤーのターンです。


同じように「72より小さいカード→かつ最も近い数値」の横に置きます。


場のカードと見比べると、私がさっき置いた48の横になりますね。

ニムト、ゲームルール、説明

最初に10枚の手札が配られているので、これを10回繰り返して1ラウンド終了という感じです。





4.カード6枚目を置いてしまってマイナス点

手持ちの10枚のカードが無くなるまで、さっきの手順を繰り返します。

自分「よし、このターンは89を出そう」

ニムト、ゲームルール、説明





オープン!

相手のカードは88だ!

ニムト、ゲームルール、説明





相手の方が数が小さいので、相手が先に行動します。

ニムト、ゲームルール、説明





次に自分の番なので、ここにおきます。

ニムト、ゲームルール、説明

これが冒頭に説明していた6枚目を置いた状態です。

横に並べて6枚目を置いたプレイヤーは右の5枚のカードを「マイナス点」として手札とは別に、プレイヤーの脇に置いておきます

6枚目のカードは列の新しい担当者になります。

ニムト、ゲームルール、説明

私が6枚目に置いた89のカードが新しい列の担当者になります。

5枚のカードはこの場合、牛の数は1点が4枚に、5点が1枚で合計9点マイナスです。

このようにラウンド中にマイナス点が増えていきます。





各プレイヤーは列の6番目にカードを置いてマイナス点を回収しないように、予測しながら手札からカードを選んで場に出す」というのがこのゲームの基本行動となります。





相手が何の数字を出すかによってカードを置く順番が変わったりするのでそこを予測しながら手札からカード選択をするゲームです。






5.低い数字を出してマイナス点を低くする

次に私は手札から7を出しました。

ニムト、ゲームルール、説明

この場合、7より小さい数値がありません。

上から13、81、79、80が列の担当者で、それら4枚の全ての数値より小さい数を出した場合に発生するイベントです。





その場合は、4列のうち、好きな列を選択して、その列のカードを「全て」回収してマイナス点にして出したカードを列の担当者にすることができます。

ニムト、ゲームルール、説明

3列目を選んだので、79のカードを回収し、マイナス1点となります。

出したカードは3列目の新しい担当者になります。

一番下の80は牛が3つ書かれているマイナス3点なのでそこは避けて、マイナス1点の列のところから引き取った方がいいという感じです。






もし、相手が自分より低い数字の6を出して居た場合は、相手が回収する列を選択したあとに、自分の7のカードをそのカードの横に置きます。



上のように1列だけ突出して伸びていて、6枚目にカードを置いてしまう危険性がある場合は、小さいカードを出して、1枚だけマイナス点を回収してリスクを回避するという選択肢を取ったりもできるということです。



つまり、高い数字を出して列の6枚目に置くことになったら、5枚のカードを引き取る羽目になって大ダメージをくらうリスクがあります。


それだったら最初から低い数字を出して、1枚のカードをもらって、確実に5枚のカードを引き取るリスクを回避しようという動きが選択肢にあるということです。



いわゆる大きなリスクを回避するために小さいリスクを選択する「降りる」という行動ですね。



もちろん、私は降りるつもりで7を出しましたが、相手も降りるために6を出した場合、まず相手が列の担当者の小さいマイナスを受け入れてから、私がその横にカードをつけますので、マイナス点を受け取らずに無傷で乗り切ることができます。






6.ラウンドの終了

手持ちのカードが10枚無くなるまで、これを繰り返し、10枚の手札が無くなったらラウンド終了です。


ラウンド終了時に各自引き取った牛のマイナス点を集計し、スマホのメモとかでどっかにメモっておきます。


もしそのラウンドに66点を越える、つまり67点以上のプレイヤーが現れたらゲーム終了です。


ゲーム終了時にマイナス点が一番少ない人が勝利です。




ラウンドの途中で67点以上に達した場合、その時点でゲームは即終了となります。




ラウンド終了時に67点以上のプレイヤーが居ない場合は、各自引き取っていたマイナス点のカードも含めて全てのカードを回収してシャッフルして、また10枚配り、2ラウンド目が開始するのを繰り返すという感じです。





これでゲーム説明は全て終了です。





「嘘を言って数字を出す」と言った戦術を少し書きましたが、現時点ではよくわからないかもしれません。

しかし、ここで意図的に全ては解説しません。



みなさんが何回かプレイしていく中でゲームの本質に気付き、プレイヤー達は戦いの中で進化していくと思うので、自分も相手もゲームを進めるごとに進化して強くなっていくのも含めて楽しんでください。



とにかく、最初はよくわからないながらプレイして、慣れてくると嘘を言い出すプレイヤーとかも出てきて、読みあい騙し合いをして大笑いして楽しんでください!








ちなみに、なぜ切子(カットグラス)の工房である当サイトが、これほど熱量を持ってニムトの解説を書いているのか?


それを私の自己紹介と、さらにニムトに関するストーリーをコラムとして下記で紹介させてください。



このニムト!に関することを語らせて!



執筆した人の自己紹介

公益社団法人日本工芸会所属の独立切子士である斉藤光。彼の言葉で切子(江戸切子)の本物と偽物の見分け方を直接専門家の視点で解説します。

切子工房 箴光(しんこう)を代表します独立切子士の斉藤光(さいとうこう)と申します。


私は切子(きりこ:カットグラスの和名)という美術品のガラスコップを作る仕事で独立しており、ボードゲーム関連の仕事をしている人間ではありません。

切子、切子グラス、切子作家、切子職人、江戸切子の技術、ガラス、贈り物、プレゼント

プロフィールにも「ボードゲーム会に参加する」ことが趣味と書いてあります。


今回のニムト!は、頭を使うゲームですが、本業のこういう美しいグラスを作る際も、かなり緻密に計算して作品を作ります。


チェスをテーマにした「クイーンズ・ギャンビット」という作品も作ったりして、趣味と本業を融合させて自己表現をしたりもしていますね。

チェスをテーマにした切子工房箴光、独立切子士斉藤光が産み出した傑作のクイーンズ・ギャンビット。

クイーンズ・ギャンビット

これってなんか面白くないですか?





まあそれはさておき、ニムトについてもう少し語らせてください。


パッケージの上に書かれた文字は、このボードゲームのゲームデザイナーである、ヴォルフガング・クラマー(Wolfgang Kramer)氏の名前です。

ニムト、ゲームルール、説明

また、KEIN SPIEL FÜR HORMOCHSEN!(下部の文字) は、「間抜け(直訳すると角のある牛・大バカ者)のためのゲームじゃない!」といった意味のキャッチコピーとなっています。

いずれもドイツ語です。



ニムトはこの本家の奴が世界的にヒットして、特殊ルールを含んだ派生作品がいくつか販売されていますが、「色々な派生作が出たけれど、やっぱり本家の面白さには敵わない」というのが共通の総評です。







最初にこのニムトの存在を知ったのはラマというボードゲームです。

ラマパーティエディション

ラマについてはこちらのページで紹介しています。

ボドゲ「ラマ」のルールと遊び方!心理戦で笑おう!

ニムトにゲームの系統は似ていますが、ラマの方がルールが比較的簡単で初心者にも取っつきやすくて、すぐに笑えると思います。


このラマというボードゲームが面白すぎたので、世の中の人はどんな感じで楽しんでいるんだろうなというところを見ようと思って、ラマのAmazonのレビューを見ました。


「ニムトの方が実力の要素が強めで面白い」というようなレビューを見てそこで私はニムトの存在を知りました。


レビューの数も多くて、かなり評価が良さそうなので、実際に買ってやってみるかと思い、Amazonで購入したのがきっかけでした。






ルール説明が長くなった通り、かなり頭を使うゲームなので、小学生とかよりかは大人向けのパーティゲームという感じがします。


説明書がドイツ語で意味不明だったので、今後友達とやる時に自分ですぐに表示できるように自分の工房のホームページにも画像をより多く入れて解説したページをあらかじめ作っておこうと思ってこのページを作りました。


なので、元々はこのページは皆さんのためというよりは、私個人の趣味のために誰にも見られないページとして製作したわけですが、解説の内容がグーグルに評価されて、こうやってみなさんにも見られるページになっていたということです。



ボードゲームをワクワクした気持ちで愛している私が、同じように切子を愛して仕事にしているので、みなさんにもこの美して面白い世界を少し覗いていってほしいですね!



多分、みなさんと私は同じ属性で、同じように切子の世界を面白いと感じてもらえると思います!



大人のボドゲ会を最高にするグラス一覧はこちら
江戸切子全製品一覧





それでは!




独立切子士の好奇心備忘録」に戻る。



お問い合わせのご返信について

・基本的には土日祝日をのぞく、8:00~17:00の時間にてご返信させて頂きます。

お客様にご心配をおかけする事項だと判断した場合は、上記時間帯以外でも取り急ぎ早急にご返信する場合もございます。

shop info店舗情報