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切子工房 箴光は、伝統的な江戸切子の技術を継承した独立切子士が製作する切子の工房です。

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工房設立二周年

工房設立二周年

切子工房 箴光独立切子士の好奇心備忘録>工房設立二周年

2022年7月27日(水)

今日は2年前に開業届を出してから2年が経過する日、すなわち工房設立二周年の日です。

まずはこの場をお借りして、心配してくださった方、チャンスを与えて下さった方、全ての皆様に御礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。


全ての業種において、起業してから2年経過時には64%の会社が倒産する統計が出てるので、残りの46%に入れたという感じになっています。

切子の世界だけで言えば、独立して切子の仕事だけで生活できる「プロ」の世界でやっていけている人は日本でも数える程度しかいないので、非常にありがたいことだと思います。



ここまでやってこれた要因は「運」だと思っています。

もちろん自分の努力が無ければ、今の状況は成しえないことは間違いありませんが、巡り合わせが良かった、タイミングが良かった、そういった不確定要素の部分に助けられたところが大きいのかなと思います。



これは切子の世界だけでなく、全ての仕事の分野で「運」が良くなければ大きく成功することは難しいのではないでしょうか。

全ての仕事の分野で
「実力はそんなに無いのに大きく取り上げられて成功している人」と
「素晴らしい才能があるのに、埋もれてしまって苦しんでいる人」
の2つのパターンの人がいると思います。


美術品の世界だけではなく、例えばお笑い芸人の世界でもそうだと言えるし、一般のビジネスシーンでも手柄を上司に奪われてしまうというような理不尽なことが世の中では常に起きています。


そういった数々の障害を乗り越えた先に、大きく広がる世界が待っているのではないでしょうか。

夢を追う人は先の見えない暗いトンネルを必ず走ることになります。

自分の人生があまりにも不安になり、涙がとまらなくなることもあるでしょう。
しかしそれは人生をしっかり生きている証拠で、リスクを回避する人が経験することが無い特別な体験です。

トンネルを同じく通過してきた私は、その体験のおかげで世の中の夢を追う人の気持ちを真に理解することができるようになりました。




さて、今後の3年目の方針ですが「現状維持」を目標に掲げたいと思います。

現状維持という言葉は、成長を考えていないような後ろ向きのような言葉のように感じますが、私の今の現状は恵まれている状況なので、それを維持することは針の穴に糸を通すようなとても難しいことだと思うようにしています。


基本的に私はうまくいっていないときはプラス思考、うまくいっている時はマイナス思考に切り替えて考えるので、石橋を叩いて渡るくらいがちょうど良いのかなと感じています。



それでは!


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