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切子工房 箴光は、伝統的な江戸切子の技術を継承した独立切子士が製作する切子の工房です。

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全ての人に知ってほしいお金の授業

全ての人に知ってほしいお金の授業

切子工房 箴光職人の気まぐれ日記>全ての人に知ってほしいお金の授業

このページでは基本的なお金の考え方と、新NISAやIDECOをするときにほぼ必須となる投資信託についてお話したいと思います。


私は色んな人に会うたびに「これをやるかやらないかで人生でお金に困るか困らないかが変わると思うからぜひやってほしい」と言っていることがあります。

こういうことを言うと「ああ、詐欺の時間が始まったな」と思う人も居るかと思います。
実際世の中の投資話の98%くらいは詐欺か人生を破滅させるものだと私も思うので、その意見は正しくて、その危険察知能力は大事にした方が良いと思います。

このページから特定のどこかのページに誘導したりとかそういうことは一切無いただの読み物のページなのでご安心下さい。

私自身は切子というカットグラスの分野で独立して仕事をしておりますので、その事業運営に傷をつけるような人を騙すような内容をこのホームページには絶対に書くわけがないことはご理解下さい。

こういう美術品のグラスを作る仕事です。
切子、江戸切子、ロックグラス、コップ、箴光式籠目天開ロックグラス、八角籠目、菊籠目
切子(きりこ:カットグラスの和名)について、もし知らなければきっと面白い世界だと思いますので、のちほどホームページ内をご覧ください。



結論としては「アメリカの上位500社の株に平均的に投資する投資信託S&P500(エスアンドピー500)に投資をした方がいい」ということです。

この時点でS&P500を知っていて、その構造を理解していて私がなぜこの言葉を発したか意味がわかる人はもうこのページは読まなくて大丈夫です。

そして、あまりにも有名な内容なので「それはもう色んな人が色んなところで解説してるから言う必要はないし、一般常識並みのことを偉そうにいちいち語るな!」と嫌悪感を持つ人も居るかと思います。


ただ、私が会う人にいちいち1から全部説明するのはめんどくさいので、あらかじめこのページにまとめておいて会った人に「このページ見て!」と言えるようにしておこうと思ってこの記事を書いています。


人生を向上させるためには不労所得を得ないといけない

まずお金の基本中の基本の話をしたいと思います。

不労所得、つまり働かなくても手に入るお金を手に入れることで人生は向上します。
お金に関してはそれが最も重要なことです。


不労所得という概念は「金持ち父さん貧乏父さん」というアメリカのベストセラーの本によって、多分日本には持ち込まれています。


その本の中では毎月の支払いの請求書に追われるように仕事をして払い続けて回し車の中を走るような「ラットレース」という状態を抜け出さないといけないというものです。

自分が働けなくなると破滅するような状態から抜け出そうということです。



お金を得るには次の段階があると本の中で言っています。
労働者

個人事業主

経営者(人に働いてもらう)

投資家(お金に働いてもらう)

最終的な着地点が投資家であり、労働者と個人事業主の区分にいる間はラットレースから抜け出すことができないとしています。

経営者と投資家に関してはかっこ書きに書いたとおり、自分が働かなくても誰かがお金を産み出してくれる状態を作っており、不労所得が出来ています。

その不労所得を増やして行くことが人生を向上させるための唯一の方法です。


段階的には個人事業主と経営者を経由していますが、不労所得を得ることがゴールなので、経由しなくてもいけそうな場合はそれでもいいです。


なぜ個人事業主と経営者を経由した方がいいのか

なぜ個人事業主と経営者を経由した方がいいのか?
それは明確なリターンがあるからです。

ちなみに私は個人事業主の区分に今は居ます。

そのリターンによってお金が溜まりやすくなり、最終目標の投資家のステージに近づけるからです。


リターンは「経費の計上」と「税金対策」です。

労働者は全ての税金が引かれた後の手取りから仕事に必要な物を買ったりします。

一方で、事業を起こして個人事業主や人を雇う経営者になると、必要なものを買った後に残ったお金から税金を引かれるリターンがあります。

仮定で適当に数字はやりますが、以下のようなことを意味します。

労働者
収入100万円
税金20% 20万円
手取り80万円
仕事に必要なもの10万円
手取り80万円-10万円=残り70万円


個人事業主、経営者
収入100万円
仕事に必要なもの10万円
税引前利益90万円
税金20% 18万円
手取り90万円-18万円=残り72万円


個人事業主と経営者は仕事に必要なものを収入から先に引いて、その後税率が課されるので、労働者より2万円得をしています。


同じ金額を稼いでもシステムによって、個人事業主と経営者の人が得をする世の中のシステムになっています。


また税金を軽減する内容が個人事業主と経営者の方が手厚く税金対策を行いやすいです。
労働者である場合は、税金対策をすることはほとんどできません。


具体的な金額は避けますが、私は労働者として働く場合よりも年間30万円以上税金を払わなくて済んでいます。



なぜこのような仕組みになっているかというと、事業は雇用を産み出したりして日本という国の経済を支えるのに成長していってもらわないと困るので、事業者に対しては制度が比較的緩めになっています。


そして、最も人口が多く、たくさんの税金が取れる労働者に最も厳しい条件を与えています。
大体の労働者もその状況から抜け出そうとしないので、政府は労働者から税金を取ることに主軸をおいています。


労働者が大金を稼ぐと所得税最高税率45%がかけられますが、
事業主になると法人税は32%までしかかけられません。

ちなみに投資家にかけられる投資から得られる利益には税金は20%しかかけられません。
一番お金を持っている人が一番税金が優遇されています。

私たちはこの社会のシステムに利用されるのではなく、社会のシステムを理解して利用する側に徐々に移行していくことで優遇のシステムの恩恵を受けていくことが重要です。


お金が残しやすい仕組みになっているので、まずは個人事業主からでも良いので、労働者の区分から抜け出す必要があります。

ただ労働者の区分でも年収800万円とか稼いでる人は十分な原資を作れると思うのでそのままでも良いです。


不労所得の種類

人生を向上させるには不労所得を得ることが重要で投資家になることが最終着地点と言いましたが、不労所得にはどういうものがあるでしょうか。

投資をしなくても不労所得があればそれはゴールになるので、投資をしなくてもいいという選択肢も出てきます。


不労所得は以下のようなものがあるのではないでしょうか。
・利子、利息
・配当金
・広告収入(ホームページに載せる広告、youtube広告)
・権利収入(自動販売機を敷地に置くとか)
・不動産収入


私は事業を運営しているので、この公式ホームページには広告は張っていませんが、広告のリンクを張れば不当所得になりえます。

手っ取り早いのはyoutube収益ですが、多くの人も同じことを考えているのでそこで成功を収めるのは困難を極めると思います。


金持ち父さん貧乏父さんの本の中では事業のお金を使って、事業の経費にして不動産を買って、税金を優遇しながら不労所得を増やせ!というのが最終的なゴールとしています。


私も若い頃は当初はそれを目指しましたが、再現性が無く、非常にリスキーでギャンブルで万人向けでは無いことに気付きました。

世の中でも不動産投資を進めている人も多く居ますが、ほぼギャンブルだと思った方がいいです。



私のような一般庶民がリスクを抑えて徐々に増やしていける誰にでもできる不労所得があります。
それが株式への投資です。

ただ、誰でも出来る分、リターンもそんなに多くはないですが、安全に少しずつ運用することでどんどん大きく増えていきます。

株式の長期投資では長い年月が必要ですぐには不労所得は増えません。
根気強さが必要です。

アメリカの株に投資をする理由

最初の方にアメリカの上位500社の株に投資すると書きましたが、なぜアメリカなのでしょうか?

日本だって良い企業はいっぱいあるよ?と思うかもしれません。


アメリカの株に投資する理由はアメリカの株式市場に自浄作用があるからです。
アメリカの株式市場は基準が厳しいため、基準に満たなければすぐに上場廃止になってしまいます。
一方で、日本は一度上場するとよっぽどのことが無い限り上場廃止になることはありません。


アメリカは常に最新の優良企業が市場にそろっているのに、日本は現役を終えた企業が残っていることもあり、そういうところも投資対象になってしまうので、株式市場の仕組みとして日本は使えないということになります。


同様の理由で、アメリカ以外の例えばインド株が伸びてるとかどこの国が伸びているという話があったとしても株式市場の仕組みがアメリカのように整備されていなければ投資対象になりません。


また、そのような環境がアメリカにあるからだけでなく、アメリカの株式市場は多少の増減はあっても100年以上右肩上がりに上がり続けているので、それが続くと見込んで投資するものです。


日本の株式市場は右肩上がりではなく、横ばいになっているので、株式市場の仕組みだけでなく、値段が上がっていない実績としても選択肢には入りません。

投資信託のS&P500に投資しよう

S&P500(エスアンドピーごひゃく)というのはアメリカの株式市場の上位500社に投資をしようというものです。

投資信託とは、誰かにお金を預けて運用してもらうことです。
投資信託の中にS&P500というパッケージがあるので、それを選択して投資するだけです。


お金を預ける先はネット証券を利用しましょう。
日本ではSBI証券か楽天証券のどちらかになります。

銀行員から「投資信託をしませんか?」と言われても手数料が異常に高いので必ずネット証券で自分で申し込む必要があります。


リスク分散のために「全世界株式(オールカントリー)」という全世界の国の株式に対して平均的に投資するという超リスク分散型の投資信託もあり、こちらも投資先として有力候補で多くの人も投資しています。


投資信託の存在を知った人はほぼ通称オルカンかS&P500のどちらかに投資をしています。


私も最初はオルカンにも投資をしていましたが、オルカンはS&P500のリターンを下回るように追従しているだけで、アメリカ以外の国の株式市場が足を引っ張り続けている状況となっています。


アメリカ1強の時代が続くとは限らないため、全世界に投資するのもリスク分散として間違いではないのですが、アメリカ以外の国は先ほども言った通り、株式市場の自浄作用があるとは限らないです。

アメリカ以外の株式に投資するのが逆にリスクになっている可能性もあるので私はリターンも比較的高めなS&P500をおすすめしています。


S&P500に投資した未来予測を立てよう

投資信託S&P500の過去のリターンを平均すると年利7%ほどとなっています。
毎年7%増えればいいなという投資で、増加幅もそんなに大きくはないです。
配当金と株の値上がりを含めたリターンが7%ということです。


ただ、投資の世界では20%を超えるリターンの儲け話はほぼ詐欺だと断定できるので、堅実な投資である数値でもあると言えます。


投資に入れられるお金が100万円あれば1年後には107万円。
2年目は107万円に対して7%増えるので、114.49万円。

1年目は7万円増えたのに対して、2年目は7.49万円増えています。

これは投資の元手部分が、1年目の増加7万によって増えている影響で翌年度の増加分が少し増えます。

これを複利と言います。
投資金額が徐々に増えていくので雪だるま式に金額が少しずつ増えていきます。

例えば300万円をS&P500に20年投資するといくらになるでしょうか?
20年後には1,160万円になっています。
3.8倍に自動でなっている計算です。

30年後には2,283万円になっています。
最初の20年で860万円増えたのに対して、そこから10年で1,123万円増えています。
半分の期間でより大きな増加をしています。

投資金額が増えてくると、かなりの加速度的にお金が増えていきます。


このように最初は小さい上がり幅でも時間経過のランニング距離が長ければ、ものすごい大きな金額になっていきます。

なので、20代の若いうちから投資信託を初めていればそれだけで人生のお金はかなり軽減されます。

私は投資信託という概念が世の中に知れ渡るようになるまで投資=詐欺の世界と思っていた人で投資信託を始めるのが年齢的に遅かったため、大きな効果は得られませんが、若い人達には一秒でも早くランニング距離を取ってほしいと思います。



例えば25歳の時に300万円S&P500に投資して30年保有し続けて55歳の時に2,283万円になったとします。
2,283万円×7%=年間160万円の不労所得が得られる計算となります。

年間160万円÷12か月=月13.3万円
55歳の時に月に13万円働かなくても自動で入ってくる計算です。

その不労所得と年金などを組み合わせれば老後はかなり裕福に暮らせそうな気がしませんか?

それが1つの未来予測となります。

「25歳時点で300万円投資しただけ」なので、それ以外のお金はライフステージに合わせて使ってもかまわないし、追加で投資をすれば加速度的にお金は増えていきます。


fireというゴール

投資信託において必ず出てくる概念がfire(ファイア)というものです。

これは火ではなく、ファイナンシャル インデペンデンス リタイア アーリーの頭文字を取ってファイアと読んでいます。

「経済的に独立して早期引退をする」という意味です。

fireは不労所得のみで全く働かず生きていける状態になることです。


S&P500でfireするには年利7%のリターンを見込んでいます。
年利4%部分を生活に使って、残り3%分で増え続けさせようと考えることが一般的に多いです。

つまり年利4%で1年の支出をまかなえるようになればfireを達成となります。

その金額は大体6000万円のS&P500の投資金額が必要になります。

6000万円×4%=年間240万円まで生活費として使用することができます。
240万円÷12か月=月20万円

月20万円働かなくても入ってくるので、それで一生生活できるよねという計算です。


そこからは働いてもいいし、働かなくてもいいし、というような幅広い選択が人生で取れるようになります。


また6000万円に到達しなくても、私のように収入は低いけど自分が本当にやりたいことをやりながら、いくらかの不労所得を得て、それを合算してなんとか生きていけるというような「サイドfire」という概念もあります。



6000万円に到達しなくても1000万円でも2000万円でも3000万円でも大きな不労所得を産み出してくれますので、人生において大きな支えになってくれることは間違いありません。

最後に

SBI証券に申し込むならこのリンクからどうぞ!とかアフィリエイトしてお金を稼ごうとしているわけでもなく、このページに書いたことを教えることで私のメリットはありません。


また投資を始めさせて株価を吊り上げさせるために利用しているんじゃないかと思う人も居ると思いますが、日本という小国のわずかな市民が投入するわずかな資金で株価が動くことはまず無いです。

S&P500の現在の全投資額は7,001,255,000,000円となっています。
70兆円です。
あなたがもし大金だと思っている2000万円レベルのお金を投資に入れたところで株価に影響はほぼありません。


純粋にお金の面で救われてほしいなと思うだけです。
全ての人を救うことはできないと思うので、このページを読んで実行できる人だけが救われればそれで良いと思っています。


それでは!

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