本文へスキップ

切子工房 箴光は、伝統的な江戸切子の技術を継承した独立切子士が製作する切子の工房です。

ショッピングカート

初心者の初のスカイダイビングまとめ

初心者の初のスカイダイビングまとめ

切子工房 箴光職人の気まぐれ日記>初心者の初のスカイダイビングまとめ

先日、人生で初めてスカイダイビングに行ってきました。
また行くかもしれない自分の備忘録として、世の中のみなさんにも初心者視点で内容を共有したいと思います。

スカイダイビングは関東近辺では2か所だけ飛べる場所があり、私はスカイダイブの時間がより長く取れる栃木県のスカイダイブの団体に申し込みました。
スカイダイブ藤岡というところです。


初心者は必ずインストラクターと一緒に飛ぶ「タンデムスカイダイビング」を行うことになります。



1回のジャンプにかかる費用は45,000円でした。
別の団体でも1回40,000円くらいはしたと思うので、多分それくらいが相場感と捉えていいでしょう。
また45,000円払ってダイブする時間は1分ほどです。

実際行ってわかったのは、パラシュートを開かないで降下している時間が1分間で、パラシュートを開いてからの滞空時間が3分くらいあるという感じです。
なので、合計4分くらいは飛んでると思います。


数分のために45,000円払うと思うと決して安くは無い金額です。
しかし私は色んな経験をすることが人生の幸福度を上げると信じて疑いません。
今後の人生の飲み会で一生使える話のネタになる強烈な経験になると思っています。


また知り合いの女性2人と一緒にスカイダイビングをすることになりましたが、女性からは「早めに経験しておけば残りの人生で日割りで考えれば安い」と言っており、良い考え方だなと思いました。


スカイダイビングは予約が結構早い段階で埋まります。
1か月前くらいから早めに申し込んでおかないと2週間前に申し込もうと思っても満員で飛べない可能性が高いです。

私以外にも「スカイダイビングに行きたい」という変人、あるいは一般の人とは思考回路が違う人が世の中にたくさん存在するんだなぁ、と驚きを隠せません。


申し込みが完了すると、1週間前くらいまでやることはありません。
1週間前くらいからぼちぼち準備を始めると良いと思います。


とりわけ肉体強化の準備は必要ないので、物の準備だけです。
例えば、富士山を登るには1か月前くらいから有酸素のトレーニングが必要ですが、スカイダイビングにはそういう身体的な肉体強化の準備はありません。


私が用意したものは以下のものです。
・現金45,000円(現地で現金の支払いのみ)
・タンデム申込書
・ハンコ
・保険証
・サングラス(素だと降下中に目を開けられなくなるので保護メガネ代わり)
・ネックウォーマー(マフラーは空中で取れる可能性があるので不可)
・防寒強めの手袋
・運動靴(かつ、空中で絶対脱げないもの)


私がジャンプしたのは11月9日で、地上の温度は17度くらいでした。
上空3800mくらいに行くと0度以下になる野に加え、風を受けて体感気温が下がって-5度くらいの体感温度になると見越して厚めの防寒をしました。

しかし、実際は上空はそこまで寒くはありませんでした。
(とはいえ、0度であったことは間違いありません)



当日は最寄りの東武日光線の藤岡駅からタクシーで現地に向かいました。
スカイダイビング、藤岡駅
タクシーのプレハブ小屋の事務所が駅前にあるので、現地で事務所の人に話して段取りが可能です。
タクシーは片道2300円でした。

タクシー運転手の方いわく、スカイダイビングのお客を乗せることが多いとのこと。



タクシーを降りると広い芝生が広がるエリアの木が生えている一角のベースキャンプに到着しました。

わたらせの里というのかな。
スカイダイビング、ベースキャンプ
この場所ではスカイダイビングだけではなく、気球も35,000円くらいで乗れるそうです。
気球のレースを行うときは200個くらい空に浮かぶそうです。
今後の人生の選択肢として覚えておこうと思います。



現地ではまずタンデム申込書を係の人に見せて記入漏れが無いか確認します。
スカイダイビング
一緒に行った友達が申込書を提出するところ。

タンデム申込書とは自分自身の身元確認の個人情報を記入し、「私はこういう事故が起きた時にこういう保証があるということを理解しています」というような同意書のようなものです。


申込書確認後、体重測定をします。
体重が過重の人は追加料金かスカイダイブできないです。
確か80キロを超えてくると超過料金を取られます。
私は服込みで70キロでした。


ちなみに私は一緒に行った女性2人の体重は見ないようにしました笑



体重確認後、スカイダイブの飛ぶ時の講習ビデオを見ました。
3分くらいの簡単な動画です。


そこで、飛び方の姿勢を動画で確認しました。
飛行機から飛び降りる瞬間はエビぞりで、インストラクターに肩をタッチされたら手を広げるポジションにするようです。
また着地の瞬間は足を前に伸ばすことも教わりました。


その後実際に、椅子の上でエビそりのポーズと、手を広げるポーズを練習しました。


その後、つなぎタイプの全身スーツを服の上から着て、そこにハーネスを取り付けてもらいます。
スカイダイビング、スーツ
全身スーツを着た時点の私。

ハーネスは飛行中の自分とインストラクターをつなげるものです。
私のインストラクターはアレックスというロシアのソチ出身の屈強な男性になりました。


ハーネスの装着が出来たらフライトの時間まで待機していました。
時間が遅れていたのか予定時刻より45分遅れくらいで車に乗り込むように言われました。

車に乗って小型飛行機があるエリアまで行くそうです。
車に乗るとインストラクターらしき男性が目の前に待機したので「インストラクターの方ですか?」と聞くと、一般の1人で飛ぶ経験者の方ということでした。


その人と雑談をすると、その人は今回102回目のダイブだそうで、趣味でやっているのにすごい数飛んでるなぁと驚きました。

また100回目のダイブの時は記念のダイブになるそうで、多くの仲間と一緒に飛んで特別なダイブを行ったそうです。

この方以外にも若い女性が2名一緒のフライトになりました。


車で飛行機があるエリアまで移動し、ここでハンドカメラにて撮影が少し開始されました。
飛ぶ前の姿を撮るみたいな感じでした。
スカイダイビング
左が自分、右がインストラクターのアレックス。
アレックスとは中学3年生レベルの英語で会話をしました。
この時点ではまだ本当に自分がこのあと空を降下するのか想像もできません。


小型の飛行機で飛び立ち、機体の角度が30度くらいの急な角度で傾いた状態でぐるぐる周りながら上空3800mを目指します。
上空に着くまでに15分くらいかかったと思います。

15分の間にアレックスと「ハイタッチ→グーパンチ→人差し指を立てる」という決めポーズのハンドサインの練習をしました。



上空に到達すると、先ほど話していた1人で飛ぶ経験者の方が機体横のハッチを開けて、勢いよく機体の外に吹き飛んで消えて行きました。

それを見た初心者のタンデムスカイダイビングの人達は驚きのような悲鳴のような声を上げました。
私も目の前に居た人が一瞬で空の中に消えていくの見て驚きの声を上げました。

次々に順番に降下していき、私の番になりました。
ハッチ部分に腰をかけると、眼下に地面が見えます。

飛行機で飛んでるので強風を真横から受けて、そこでようやくこれからダイブすることの現実味を感じて「あ、俺無理かも」と思いました。


しかし、次の瞬間、インストラクターに押されて空の中に飛び出しました。
全身に強烈な風を受けて降下していきます。
最初はエビぞりのポーズをし、インストラクターの合図で手を広げて降下します。


ドライヤーの強風を至近距離で当てるよりも強い風を全身に受けます。
口での呼吸がギリギリできるくらいで、ものすごい風の衝撃を受けて意識朦朧になりながら落ちていきます。

風の衝撃が強すぎて、地面との距離がどれくらい近づいているかをしっかり見ることができませんでした。
顔が強張って、必死に体勢が崩れないように手を広げていました。


しかし、このままでは良い映像が残らないと思って、頑張ってピースとグッドをしました。
スカイダイビング、降下中
スカイダイビング、降下中
ハンドカメラでアレックスが撮影しています。
風の衝撃が強すぎて、顔の肉が顔の骨部分まで食い込んで普段の自分の顔ではないです。

後で動画を見たら自分の顔が幽遊白書の戸愚呂弟になっていると思いました。


多分、それなりに精神力が強い人じゃないとピースとかやるのは難しいと思います。


45秒ほどダイブした後にパラシュートが開かれて速度を落として降下していきます。
スカイダイビング、降下中
遠目で見ると優雅に空をゆっくり飛んでるように見えますが、実際はパラシュート込みでもかなりの強風を体に受けながら飛ぶのでそれなりに必死です。


また、耳抜きが出きないまま、急降下によって急激な気圧の変化が起きたため、耳の奥が非常に痛くて音も聞こえづらい状態になっていました。

つばを何回か飲み込むと耳抜きが出来てきて、それなりに回復しましたが、耳にくらったダメージは一部その日のうちは残りました。
(家に帰って寝たら治りました)


パラシュートで降下するときはぐるぐる周りながら下方向に落ちるように降下していきます。
この時、激しく目がまわります。

私は酔いやすく、全身の血の気が引いてきて空中で嘔吐すると思いましたが、気合で吐かないように耐えました。
多くの人はぐるぐる降下するところで、尋常じゃなく吐き気を催すと思います。


降下して地面に着陸し、アレックスと飛行機の中で打ち合わせをしていた決めポーズをしました。
スカイダイビング、きめポーズ
動画で撮影をしましたが、人生に残る良い瞬間の動画になったと思います。
何回も見直してしまうくらい良い瞬間でした。


一緒にきた女性2人と合流しましたが、1人が歩けないくらいパラシュートで酔って気持ち悪いということだったので、15分くらい休憩してから帰る準備をしました。


ハンドカメラから取り外したSDカードはその場でもらえます。

SDカードを差し込んでアイフォンのスマホに接続できるアクセサリがあるので、それを使ってその場でアイフォンの写真の項目にダウンロードして、その場で映像を確認できます。

人生の本当に良い瞬間の映像が撮れたと思います。


ダイブ1分、パラシュート3分ですが、書類を提出したり、体重を計測したり、講習を受けたり、エビぞりポーズの練習をしたりと降下に至るまでに色々やることがあります。

結局、現場には合計4時間くらいいました。



まとめ
人生経験として、45,000円払ってでも行った価値は十分ありました。
非常に貴重な体験でした。

ただ、飛び降りるときの恐怖や耳抜きが出来なくて耳が痛くなること、吐く寸前までいったパラシュート降下のことを考えると多分2回目は私はやらないと思います笑

人によってはハマって趣味になる人もいるそうですが、私はちょっと違いましたね。

あとダイブ中の顔が風で戸愚呂弟みたいになるので、一緒にいった2人の女性陣の映像はプライバシーにより非公開として見せてもらえませんでした笑


それでは!


職人の気まぐれ日記」に戻る。


shop info店舗情報

切子工房 箴光

〒359-1128
埼玉県所沢市金山町11-11
E-mail:kirikoshinkou@yahoo.co.jp
インボイス制度登録事業者


お問い合わせのご返信について
・基本的には土日祝日をのぞく、8:00~17:00の時間にてご返信させて頂きます。
お客様にご心配をおかけする事項だと判断した場合は、上記時間帯以外でも取り急ぎ早急にご返信する場合もございます。

・公式ホームページ
・amazon
・ヤフーショッピング
・minne
・creema

でオンラインで販売しております。

普段使い慣れているショッピングサイトがあれば、そちらを利用頂いても構いません。

現在、関東圏内にも製品を出荷しているので、ショッピングモール等の店頭でも当工房の製品を購入できます。

支払方法
銀行振込とクレジットカード決済とコンビニ払いが可能です。
支払い方法の詳細は「」をご覧ください。

・クレジットカード決済
ご利用可能なクレジットカード
支払方法
お支払い方法は「一括払い」「リボ払い」「分割払い」からお選びできます。

・セキュリティコード(券面認証)について 「セキュリティコード」の入力が必要となります。カードの署名欄の隅に印字された3ケタ(または4ケタ)の数字となります。
支払方法2


・コンビニ払い
コンビニ払い可能、切子
全国の
・ローソン
・ファミリマート
・ミニストップ
・セイコーマート
でお支払い可能です。


切子工房 箴光のSNS
フォローして最新情報をチェック!
インスタグラムがメインで、フォロワーもそこそこ多いです。
インスタグラム
インスタグラムQRコード

ツイッター

フェイスブック