本文へスキップ

切子工房 箴光は、伝統的な江戸切子の技術を継承した独立切子士が製作する切子の工房です。

ショッピングカート

テキーラの魅力

テキーラの魅力

切子工房 箴光職人の気まぐれ日記>テキーラの魅力

江戸切子ショットグラス
ショットグラス一覧

テキーラに使用するショットグラスをお探しの方は「ショットグラス一覧」のページをご覧ください。


切子を使って良いお酒を飲みたいと思うけど、お酒にあまり詳しくないから困っている人もいると思います。

切子職人兼テキーラマエストロの私自身からテキーラについて解説したいと思います。



テキーラマエストロというテキーラソムリエの資格を持っています。

テキーラについて知らない人にテキーラの全ての情報をここで解説したいと思います。
テキーラマエストロバッジ
テキーラマエストロのバッチです。

とげとげした造形は原料のアガベアスールを表しています。

趣味で資格を取りましたが、周りの人は9割くらいプロで働いてるバーテンダーさん、趣味のご年配の方が1割くらいという感じでした。



このページを読めばテキーラの世界がほとんどわかったと思っても過言ではないでしょう。



テキーラは蒸留酒の1つでアルコール度数は35%~55%の範囲になることが義務付けられています。

テキーラは原産地呼称のお酒で、メキシコの特定の地域で特定の方法で生産したものしかテキーラと呼ばれません。

ゆえに日本に入ってきているテキーラは全てメキシコ産です。



メキシコの特定の地域以外で作られているアガベを使用したお酒でメスカルという種類のお酒もあります。

メスカルはアルコール度数の高さを証明するために芋虫を入れて死ぬことで証明するという方法をやってきた伝統があります。

メキシコでは昆虫食が一般的で、グサーノという芋虫をメスカルの中に入れていました。

今は販売促進用の衛生上問題ない芋虫を入れていますが、みなさん最初に見た時に強烈なインパクトを受けるでしょう。



テキーラの品種は1800種類以上あり、人生を通して飲めば全銘柄飲めるかなというくらいのところです。

蒸留酒は他に、ジン、ラム、ウォッカ、ウイスキーなどがあります。


原料のアガベアスールを51%以上の仕様が義務付けられています。
ブルーアガベ
アスールはスペイン語で青の意味。ブルーアガベとも呼んだりします。

高さは2mくらい、身長の高さくらいある大きい植物です。

葉が青緑に育つ品種のアガベだからそういう名前になっています。



アガベは6年~10年かけて育つので、日本酒のように毎年お米から作られるとかそういうわけではなく、値段も高くなります。


メキシコの西側の低地のバジェス地方ではテキーラの味が強いアガベに育ち、メキシコの東側の高地のロスアルトス地方では味がまろやかなテキーラになる。


十分に成長したアガベアスールは「ヒマドール」という職人により「コア」という大きなスコップ上のなたみたいなもので葉先をバルベオ(カット)され、球体上のピニャ(球根部分)にされます。



上のピニャはアガベの葉の深くまでバルベオされており、下のピニャの方がアガベの葉の部分が少し残してバルベオされています。
アガベアスールのピニャ
葉の部分が長ければ長いほど蒸留するときの苦みに変わります。

ヒマドールが残す葉の長さを決めて調整してバルベオすることで蒸留所ごとの味の違いになっています。

またピニャの芯の部分(イメージとしてはパイナップルの芯)はコゴージョと言い、そこもどれくらい残すかで苦みに変わります。


回収された上記の丸いピニャはレンガ製のオーブン「マンポステラ」で蒸されます。
球根部分がさつまいもみたいにでんぷん質で、熱すると糖に変わります。


糖化したピニャを石臼で粉砕し、糖分の絞り汁を取り出します。

糖分の絞り汁を酵母を加えて発酵させアルコール化します。

自然発酵させる場合もあり、エラドゥーラというテキーラが有名。

花のブーケのような香りがする。



絞り取られたピニャはバガス(植物の繊維)になります。

バガスを発酵の際に一緒に入れることでテキーラに植物の草のような風味を沿える場合もあり、それはバガス発酵と言います。

通常はバガス発酵はせず、糖分だけで発酵します。


テキーラを飲んだ際に草のような風味が出ていることを「バガス感がある」と言ったりもします。


アルコール化した糖分を沸騰させてその気化した蒸気を冷やすとテキーラになります。
蒸留法
最低2回蒸留が義務付けられています。

蒸留した原酒はオーク樽で寝かせます。

メキシコは紀行が暑く、ウイスキーの8倍くらい熟成が早く進むので、樽で寝かせる期間も短いです。

寝かせる樽の素材を変えることで香りを変えたりもします。



樽熟成期間によって、名前が変わります。

ブランコ→樽熟成をしないもの。もしくは60日以内のもの。
レポサド→最低2か月熟成させたもの。樽の色が少し付いたもの。
アニェホ→最低1年間熟成させたもの。
エキストラアニェホ→最低3年熟成させたもの。


現地のメキシコ人はレポサドを一番好んで飲んでいます。



アガベアスール100%を使用したものはプレミアムテキーラと呼ばれてボトルのラベルに「100% de Agave」と表示される。deは「の」の意味。100%のアガベという意味。


アガベアスールを100%は使用せずサトウキビなどを配合したものをミクストと言う。

日本に出回っているテキーラの92%がミクストで、罰ゲームでショットグラスが飲むイメージの味がきついもの。



一方、日本で出回っているテキーラの8%がプレミアムテキーラになる。

植物由来の優しい甘味を感じることができると思います。



パトロンという有名なプレミアムテキーラの写真
テキーラボトル解説
100% de AGAVEの表示と、REPOSADO(レポサド)と記載されているのがわかると思います。

パトロンは高地のロスアルトス地方で取れるアガベアスールを使用した口当たりがまろやかな高級なプレミアムテキーラです。

口当たりがまろやかなので初心者向けですが、値段は高いです。



有名なテキーラの品種と産地
低地のバジェス地方は刺激が強くテキーラ感があり、高地のロスアルトス地方の物はまるやかで甘く初心者向けです。


バジェス地方
クエルボ:最古の蒸留所。
サウザ:日本のバーでもかなり見る銘柄です。シルバーラベルはミクストなので注意。
エラドゥーラ:自然発酵。花の香りが特長。



ロスアルトス地方
ドンフリオ:ピニャを真っ白になるまでバルベオし、苦みをとことん無くし、甘く仕上げた高級品。プレミアムテキーラの父、フリオ・ゴンザレスの作ったテキーラ。
パトロン:2ラインの生産ラインがあり、片方はバガス発酵させ、最後にミックスしている。バガス感が感じられる甘めのお酒。



というような感じです。

カクテルを作ってもらう際にはテキーラの味が強く出るバジェス地方のテキーラで割ってもらうことが多いです。

バーに行くとサウザで割ることが多い印象です。



一方、ドンフリオやパトロンは刺激が弱めで口当たりがまろやかなのでストレートやロックで飲む場合が多いです。

サングリータというトマトジュースとオレンジジュースを半々にいれたものがベースのドリンクがあります。

テキーラのチェイサーにはそのサングリータを飲むことが多いです。




個人的にテキーラの魅力は砂糖ではない、植物由来のやさしい甘味を感じられる強いお酒という点です。

安いミクストのテキーラは雑味があり悪酔いしやすいので、全くの別物であるプレミアムテキーラをみなさんにも味わってもらいたいと思います。



これだけテキーラに詳しければバーテンダーさんとも色々話せると思うので、あとは現地でバーテンダーさんと話しながら色々試したりして飲んでみて下さい。



こういうお酒の具体的なことは基本は誰も教えてくれません。

ウイスキーについて」や「ジンについて」の方も参照してお酒に詳しくなりましょう。




それでは!

職人の気まぐれ日記」に戻る。

shop info店舗情報

切子工房 箴光

〒359-1128
埼玉県所沢市金山町11-11
E-mail:kirikoshinkou@yahoo.co.jp
※通販、オンライン販売のみ行っております。

支払方法
・クレジットカード決済
ご利用可能なクレジットカード
支払方法
お支払い方法は「一括払い」「リボ払い」「分割払い」からお選びできます。

・セキュリティコード(券面認証)について 「セキュリティコード」の入力が必要となります。カードの署名欄の隅に印字された3ケタ(または4ケタ)の数字となります。
支払方法2


切子工房 箴光のSNS
フォローして最新情報をチェック!
インスタグラムがメインです。

ツイッター

フェイスブック

インスタグラム

インスタグラムQRコード